Squareと併せて検討したい決済サービス比較【乗り換え・併用の選択肢】

Squareと併せて検討したい決済サービス比較【乗り換え・併用の選択肢】 アイキャッチ 決済サービス比較

「今はSquareを使っているけど、他のサービスも気になる」「Squareを検討中だけど、比較してから決めたい」

キャッシュレス決済のSquare(スクエア)は、月額0円・スピーディーな入金という手軽さで、個人サロンや教室の定番になっているサービスです。ただ、お店の成長にともなって「顧客管理をもっと本格的にやりたい」「QRコード決済まで幅広く受けたい」といった新しいニーズが出てくると、選択肢を広げて比べたくなりますよね。

この記事は、Squareを利用中・検討中の方が視野を広げるための比較記事です。Squareの強みはそのままに、スマレジ・STORES決済・PAYGATEという3つの選択肢を2026年8月時点の各社公式情報で中立に整理しました。「乗り換えるべき」という話ではなく、複数の選択肢を知ったうえで選ぶと安心、というスタンスでお読みください。

まずはSquareの立ち位置を整理

比較の前に、Squareの特徴をおさらいしておきましょう。

Squareは決済・POSレジ・予約・請求書をひとつのアカウントで扱えるオールインワンサービスです。初期費用・月額固定費は0円。対面の決済手数料は2.5%〜(2026年8月時点)で、これは年間キャッシュレス決済額3,000万円未満の方が主要カードブランドで対面決済する場合の料率です。条件から外れる場合は3.25%〜またはカスタム手数料になります。

入金は、三井住友銀行・みずほ銀行の口座なら決済日の翌営業日、その他の金融機関なら毎週金曜(水曜締め)。振込手数料は0円です。iOS・Android両対応で、申し込みから利用開始までのスピードも早く、「小さく早く始める」ことにかけては非常に完成度の高いサービスです。

つまり、Squareに大きな不満がなければ無理に変える必要はありません。検討する価値があるのは、次のようなタイミングです。

  • 顧客カルテ・売上分析など、POSレジとしての深い機能が欲しくなった
  • PayPayなどQRコード決済を幅広く受け付けたい
  • クレジットカードの比率が高く、カード決済の料率をもう少し抑えたい
  • 据置端末や電話サポートなど、運用の安定感を重視したくなった

比較表:Squareと3つの選択肢【2026年8月時点】

比較項目SquareスマレジSTORES決済PAYGATE
タイプ決済発オールインワンPOSレジ(決済は別契約)モバイル決済据置型マルチ決済端末
月額0円スタンダード0円/プレミアム5,500円(税込)からフリー0円/スタンダード3,300円(税込・年間契約)3,300円(税込)
クレジットカード対面2.5%〜(条件あり/条件外は3.25%〜)決済サービス(PAYGATE等)によるフリー2.48%/スタンダード1.98%(Visa・Mastercard)・2.38%(JCB等)※条件あり1.98%〜(中小事業者向けプラン・条件あり)
電子マネー(交通系IC含む)対面2.5%〜(条件あり)決済サービスによる3.24%3.24%
QRコード決済対面2.5%〜(条件あり)決済サービスによる3.24%2.00%〜
入金サイクル三井住友・みずほは翌営業日/その他は毎週金曜決済サービスによる手動入金は振込依頼から1〜2営業日/自動入金は月末締め翌月20日クレジット・電子マネーは月2回/QRは月1回
強み導入の速さ・入金の速さ顧客管理・売上分析の深さカード料率とSTORES連携決済対応範囲・据置端末

※2026年8月時点の各社公式サイトの公開情報です。最新の料金・条件は各公式サイトでご確認ください。

低い料率にはどこも条件が付きます。Squareの2.5%〜とSTORES決済の1.98%は「年間のキャッシュレス決済額が3,000万円未満」であることが前提で、PAYGATEの1.98%〜も「直近1年間のVisa・Mastercardの合計売上高が2,500万円以内」など5つの条件をすべて満たす事業者が対象です。個人サロンや教室の規模なら多くは当てはまりますが、料率だけを抜き出して比べないのがポイントです。

スマレジ:POSレジ機能を深めたい方の選択肢

Squareと併せて検討したい決済サービス比較【乗り換え・併用の選択肢】 挿絵1

スマレジは、無料プランから始められるクラウド型POSレジです。Squareが「決済から始まったサービス」なのに対して、スマレジは「レジ・店舗経営の道具」として設計されており、顧客管理・売上分析・在庫管理といった経営を見える化する機能が有料プランで本格的に使えます。

料金は、1店舗のみで使うスタンダードが月額0円、複数店舗管理などが使えるプレミアムが1店舗につき月額5,500円(税込)、顧客管理10万件・ポイント管理・電話サポートが付くプレミアムプラスが8,800円(税込)です(2026年8月時点)。

「Squareのレジ機能では物足りなくなってきた」「スタッフ別・時間帯別の売上をしっかり分析したい」という段階に来たお店には、有力なステップアップ先です。決済は同じスマレジ社のPAYGATEなどを別途契約する形になるので、レジと決済をセットで考えると話が早くなります。

なお、決済も含めた乗り換えは顧客データや売上履歴の扱いが絡むため、いきなり切り替えるのではなく、オンライン相談や資料請求で自分のお店の構成を相談してから判断するのが安全です。相談も資料請求も無料で、その場で契約を求められることはありません。両者の詳しい違いはスマレジとSquare徹底比較にまとめています。

STORES決済:クレジットカード手数料とブランド一体運用

STORES決済は、Squareと同じくモバイル型のキャッシュレス決済サービスです。違いが出るのは次の2点です。

1つめはクレジットカードの料率。月額3,300円(税込・年間契約)のスタンダードプランなら、Visa・Mastercardが1.98%、JCB・American Express・Diners Club・Discoverが2.38%です(2026年8月時点)。適用には「店舗における対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満」などの条件があります。月額0円のフリープランは2.48%で、こちらは決済端末を27,720円(税込)で購入する形です。

2つめはSTORESブランドの一体運用。ネットショップ・予約システム・POSレジと同じアカウントでつながるので、物販や月謝制の教室を展開したい方には管理のしやすさが魅力です。

入金は手動入金が初期設定で、売上の翌日6:00から管理画面で振込依頼ができ、依頼から1〜2営業日で着金します(10万円以上は振込手数料0円、10万円未満は200円税込)。設定を変えれば自動入金(月末締め・翌月20日、振込手数料0円)も選べます。Squareの翌営業日入金に慣れている方は、この「自分で振込依頼する」リズムだけ把握しておきましょう。詳しい比較はSquare vs STORES 徹底比較をご覧ください。

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PAYGATE:決済の幅とサポートを重視する方の選択肢

PAYGATE(ペイゲート)は、クラウドPOSレジ「スマレジ」を提供する株式会社スマレジのマルチ決済端末です。クレジットカード・電子マネーに加えてPayPayなどのQRコード決済まで1台でカバーでき、レシートプリンターを内蔵しています。

料金は公式サイトで公開されています(2026年8月時点)。初期費用0円、月額利用料3,300円(税込)、マルチ決済端末が39,600円(税込/端末0円キャンペーンを実施中・数量限定)。決済手数料はクレジットカードが1.98%〜(中小事業者向けプラン・適用条件あり)、電子マネー3.24%、QRコード決済2.00%〜です。QRコード決済の料率が低めなので、PayPayの比率が高いお店では効いてきます。なお、スマレジの有料プランを契約している場合は月額利用料が0円になる新プランも案内されています(こちらは決済手数料が異なります)。振込手数料だけは公開されていないため、問い合わせで確認しましょう。

入金はスケジュール制で、クレジットカード・電子マネーが月2回(月末締め翌15日払い/15日締め当月末払い)、QRコード決済が月1回(月末締め翌月末払い)。決済日から手元に入るまで15日〜1か月ほどかかるので、Squareの翌営業日入金と比べると資金繰りの感覚はかなり変わります。

固定店舗でどっしり運用したい方向けの選択肢です。詳しくはPAYGATEのサロン向けレビュー、費用の内訳はPAYGATEの手数料・入金サイクル完全ガイドで紹介しています。

乗り換えと併用、どちらがいい?

選択肢を知ったうえで、実際の動き方は大きく3パターンあります。

1. 現状維持。Squareの手軽さ・入金の速さに満足しているなら、そのままで問題ありません。比較して「今のままでいい」と確認できたこと自体に価値があります。

2. 併用。たとえば「決済はSquareのまま、レジ・顧客管理はスマレジ」「普段はSTORES決済、ネットショップもSTORESで統一」のように、得意分野だけ組み合わせる方法です。リスクを抑えながら新しいサービスを試せる反面、管理画面が増える手間はあります。

3. 乗り換え。手数料・機能・サポートの面でメリットが明確なら、切り替えも選択肢です。その場合は、旧サービスの解約前に新サービスの審査・端末設定を済ませ、決済を受けられない空白期間を作らないのが鉄則です。

どのパターンでも、判断材料になるのは「自分のお店で多い決済方法」「月商規模」「これから伸ばしたい業務」の3つです。主要サービス全体を横並びで見たい方は、サロン向けキャッシュレス決済の総合比較もあわせてどうぞ。

よくある質問

Squareと併せて検討したい決済サービス比較【乗り換え・併用の選択肢】 挿絵2

Q. 乗り換えたら、Squareのアカウントはすぐ解約すべき?

A. 急いで解約する必要はありません。新サービスの運用が安定するまで並行稼働させておくと、トラブル時の保険になります。

Q. 決済サービスを2つ契約すると費用は倍になる?

A. Squareのように月額0円のサービスなら固定費は増えません。ただしSTORES決済のスタンダード(月額3,300円税込)やPAYGATE(月額3,300円税込)は月額がかかるので、併用する場合は固定費の合計で見てください。

Q. 乗り換えで一番つまずきやすいポイントは?

A. 審査と端末準備の期間です。STORES決済は最短4営業日でクレジットカード決済を開始できますが、PAYGATEは加盟店審査に1〜2か月かかります。切り替え日から逆算して早めに動くのがおすすめです。

Q. 手数料は交渉できる?

A. 個人店では原則として公式の料率が適用されます。ただし低い料率には適用条件があるので、「自店が条件を満たすか」を問い合わせで確認するほうが現実的です。

まとめ

Squareは月額0円・スピーディーな入金という完成度の高いサービスで、満足しているなら無理に変える必要はありません。そのうえで、目的別の選択肢はこう整理できます(2026年8月時点)。

  • 顧客管理・売上分析を深めたい → スマレジ(スタンダード月額0円/プレミアム5,500円税込から)
  • クレジットカードの料率を下げたい・物販と一体運用したい → STORES決済(スタンダードでVisa・Mastercard 1.98%/条件あり)
  • QRコードまで1台でカバーし、据置端末で運用したい → PAYGATE(QR 2.00%〜/入金は月2回)
  • 交通系ICなどの電子マネーは、STORES決済・PAYGATEとも3.24%で横並び

複数の選択肢を知ったうえで「今のままでいく」のか「組み合わせる」のかを決めれば、納得感のあるツール選びができます。気になるサービスがあれば、資料請求や無料の相談で実際の条件を確かめてみてください。

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