PAYGATEとは?サロン・店舗向けマルチ決済端末の評判・料金【2026年8月時点】

決済サービス比較

サロンや店舗を開業するとき、「クレジットカードも電子マネーもQRコード決済も、1台で受け付けられる端末はないだろうか」と探している方は多いのではないでしょうか。その選択肢のひとつが、クラウドPOSレジ「スマレジ」でおなじみの株式会社スマレジが提供するマルチ決済端末 PAYGATE(ペイゲート) です。

この記事では、PAYGATEの提供会社・機能・料金・入金サイクル・審査期間を、公式サイトの公開情報(2026年8月時点)をもとに整理しました。あわせて、エステサロンなど一部の業態では利用できないという見落としやすい条件と、Squareとの選び分けもまとめています。

これから店舗を構える美容師・整体師・ネイリストの方、決済端末の候補を絞り込んでいる方に向けた記事です。

PAYGATEの基本情報

PAYGATEは、株式会社スマレジが提供する店舗向けのマルチ決済端末です。1台でクレジットカード・電子マネー・QRコード決済を取り扱え、レシートプリンターを内蔵。充電式で4G回線にも対応しているため、カウンターに置いても持ち歩いても使えます。

項目内容
提供会社株式会社スマレジ(クラウドPOSレジ「スマレジ」の提供元)
サービスの種類プリンター内蔵・充電式のマルチ決済端末
主な対応決済クレジットカード/電子マネー/QRコード決済
端末サイズ・質量184mm×84mm×58mm・455g(本体+バッテリー)
通信方式Wi-Fi(2.4GHz/5GHz)・4G ※月額0円プランにはSIMカードが付きません
利用できない取引エステサロン・学習塾などの継続的役務、回数券の前払い

※2026年8月時点の公式サイト掲載情報です。

表の最後の行は、サロンを開業する方に特に大事なポイントです。公式のよくあるご質問に「エステサロンや学習塾などの継続的役務ではサービス利用ができかねます」(回数券の前払いも同様)と明記されています。都度払いの美容室・整体院・ネイルサロンは対象になりますが、コース契約や回数券の前払いが売上の柱のお店は、申し込み前に自店の商材が該当しないか必ず確認してください。

PAYGATEの主な機能

1. マルチ決済対応(クレカ・電子マネー・QR)

1台の端末で主要なキャッシュレス決済を一通りカバーできます。公式サイトで案内されている対応ブランドは次のとおりです(2026年8月時点)。

  • クレジットカード: VISA/Mastercard/American Express/Diners Club/JCB/銀聯/Discover
  • 電子マネー: iD/WAON/nanaco/楽天Edy/QUICPay/交通系IC(Suica・PASMOなど)
  • QRコード決済: PayPay/d払い/楽天ペイ/メルペイ/WeChat Pay/ALIPAY など

ここまで対応していれば、お客様の「この決済は使えますか?」にほぼ「使えます」と答えられます。

2. レシートプリンター内蔵

決済直後にその場でレシートを発行できます。用紙は熱で印字する感熱紙のためインク補充が不要で、消耗品はロール紙だけ。領収書を希望されるお客様が一定数いるサロンで、別売プリンターを用意しなくてよいのは地味に助かるポイントです。

3. 1台で完結するオールインワン端末

Androidを搭載していて、スマートフォンに近い操作感で使えます。タブレットがなくても単体で決済からレシート印刷まで完結するので、受付スペースが限られるサロン向きです。スマレジのPOSレジと連携させれば、レジで打った金額が端末に送られ、二度打ちも避けられます。

4. Wi-Fi・4G対応で持ち運びもできる

通信はWi-Fiと4Gの両方に対応。バッテリー内蔵(スタンバイ2〜3日、フル充電で決済300回程度)で本体は455gなので、カウンターに固定するだけでなく、席まわりや屋外イベントでの会計にも使えます。ただしスマレジと連携する場合は、Wi-Fi通信が必要です。

PAYGATEのメリット

1. 1台で主要決済をカバーできる安心感

複数の決済サービスを契約して個別に管理するのは、想像以上に手間がかかります。PAYGATEなら端末1台で主要決済を受け付けられるので、契約も入金管理もシンプルです。

2. POSレジと決済を同じ会社でそろえられる

提供元は、クラウドPOSレジ「スマレジ」と同じ株式会社スマレジです。レジと決済端末の窓口が1社にまとまるので、「どちらの不具合か分からない」というときに相談先で迷いにくくなります。CAT/CCT端末で必要になるスマレジ連携費用1,320円(税込)も、PAYGATEでは不要と案内されています。

3. 決済手数料の水準が公開されている

決済端末には「料金は問い合わせないと分からない」サービスも少なくありませんが、PAYGATEはクレジットカード1.98%〜・電子マネー3.24%・QRコード決済2.00%〜という料率を公開しています(2026年8月時点)。比較の段階で数字を並べられるのは、資金計画を立てるうえで実務的なメリットです。

4. 365日体制のサポートデスク

端末のトラブル向けに、加盟店専用のサポートサイトと365日体制のサポートデスクが用意されています。決済が止まると売上も止まるだけに、営業日以外もつながる窓口があるかは重要です。

PAYGATEのデメリット・注意点

1. エステサロン・学習塾などの継続的役務では利用できない

公式のよくあるご質問に、エステサロンや学習塾のような継続的役務ではサービスを利用できないと明記されています。回数券の前払いも同様に対象外です。回数券販売やコース契約が中心のサロンはそもそも申し込みが通らない可能性があるので、ここは最初に確認すべき条件です。

2. 加盟店審査に1〜2か月かかる

審査期間は公式サイトで「1〜2ヶ月」と案内されています(クレジットカード・電子マネーは1か月程度、QRコード決済は〜2か月程度)。今日申し込んで明日から使う、という使い方はできません。

なお、公式のよくあるご質問にある「最短15日前後」は、スムーズに審査が進んだ場合に端末が手元に届くまでの目安であって、審査期間ではありません。

3. 入金までの待ち時間が15日〜1か月かかる

売上が現金として手元に入るまで、決済日から15日〜1か月ほどかかると公式サイトに記載があります。入金はクレジットカード・電子マネーが月2回、QRコード決済のみ月1回。最短翌営業日に入金されるタイプと比べると、開業直後は資金繰りに余裕が必要です。

4. 月額利用料がかかり、振込手数料は非公開

月額利用料3,300円(税込)がかかるため、キャッシュレス売上が小さいお店では固定費の負担感が出ます。また、入金1回ごとに引かれる振込手数料の金額は公開されていません(資料または問い合わせで確認する形です)。

料金プラン

PAYGATEの料金は公式サイトで公開されています。全体像は次のとおりです(2026年8月時点)。

項目金額
初期費用0円
月額利用料3,300円(税込)※スマレジの有料プラン契約者向けに月額0円の新プランあり(決済手数料が異なります)
マルチ決済端末料金39,600円(税込)※2026年8月時点は「端末0円」キャンペーン中(数に限りあり)
クレジットカード決済手数料1.98%〜(中小事業者向けプラン・適用には条件があります)
電子マネー決済手数料3.24%
QRコード決済手数料2.00%〜
スマレジ連携費用不要(CAT/CCT端末で必要な1,320円・税込はかかりません)
振込手数料非公開(資料または問い合わせで確認)

※詳細な決済手数料は契約内容によって異なります。最新の金額・条件は公式サイトでご確認ください。

クレジットカード1.98%〜は「中小事業者向けプラン」の料率で、以下すべてに該当する事業者が対象と説明されています。

1. 直近1年間のVisa・Mastercard合計売上高が2,500万円以内(一法人・一個人事業主あたり) 2. 中小企業庁が定める中小企業の定義に該当していること 3. 対象外の業種でないこと(ホテル、宿泊施設、レンタカー、交通機関、旅行代理店、百貨店、たばこ関連販売、不動産業) 4. 上場企業およびその企業グループに属さず、上場企業のフランチャイズ加盟店でもないこと 5. 新規加盟店としてクレジットカード決済を導入すること

個人経営のサロン・整体院であれば多くは当てはまる条件です。ただし申し込み後に売上高の条件を超えると適用されなくなる点、条件が予告なく変更される場合がある点も明記されています。医院・クリニック向けには、条件の異なる特別プランもあります。

数字をさらに掘り下げたい方はPAYGATEの手数料・入金サイクル完全ガイド、他社との横並び比較はサロンのキャッシュレス決済手数料を比較もあわせてどうぞ。

問い合わせ・見積もりは無料で、条件を聞いたうえで見送っても問題ありません。まずは自店で1.98%が適用されるのか、振込手数料はいくらかを確かめるところからです。

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実際の評判・口コミ

公式サイトには導入店舗の事例も掲載されていますが、個人サロン規模の口コミはまだ多くありません。公開情報から評価されやすいのは、クレカ・電子マネー・QRを1台で受け付けられる点、プリンター内蔵で受付まわりに置く機器が増えない点、料率が公開されていて他社と数字で比較できる点、365日体制のサポートデスクがある点です。

評判は業態と使い方次第、というのが率直なところです。都度払い中心で固定店舗を構えるお店ほど相性がよく、回数券・コース契約が中心の業態やスピード重視の方には別の選択肢が向きます。

こんなサロン・店舗におすすめ

PAYGATEが向いているのは、次のような方です。

  • 都度払いが中心の固定店舗: 美容室・整体院・ネイルサロン・小売店など
  • 決済手段を幅広くカバーしたいお店: クレカ・電子マネー・QRをすべて受け付けたい方
  • スマレジのPOSレジを使っている/導入予定のお店
  • レジ周りをシンプルにしたい方: 端末1台で決済〜レシート印刷まで完結させたい方

逆に、次のような方は他のサービスを先に検討したほうが現実的です。

  • エステ・スクール・回数券販売が中心のお店(継続的役務・前払いは対象外)
  • 開業日が迫っている方(審査に1〜2か月)
  • 売上を早く現金化したい方(入金は決済日から15日〜1か月後)
  • キャッシュレス比率が低いお店(月額3,300円・税込の負担が重くなります)

入金の早さで比べたい方は入金サイクルが早いキャッシュレス決済比較、Airペイと迷っている方はPAYGATE vs Airペイ 決済端末を徹底比較が参考になります。

申込みの流れ

PAYGATEの導入は、公式サイトで次の7ステップと案内されています(2026年8月時点)。

1. スマレジアカウントの作成 2. 支払い用クレジットカードの登録 3. 申し込み情報の入力(担当者・法人・代表者・店舗・口座の情報) 4. 必要書類を画像でアップロード 5. 加盟店審査(1〜2か月。クレジットカード・電子マネーは1か月程度、QRコード決済は〜2か月程度) 6. 決済端末の配送 7. 利用開始(端末のアクティベート作業を行います)

主な必要書類は、本人確認書類(個人なら運転免許証・マイナンバーカードなどのいずれか1点)、店舗情報が分かるWebサイトまたはお店の外観・入口・店内の写真、振込口座の情報(申込名義と同一)です。店舗が未完成なら賃貸借契約書の画像で代えられるので、開店前でも開店予定日と契約書があれば申し込みを進められます。詳しい手続きはPAYGATEの導入方法・審査・入金サイクル完全ガイドで解説しています。

Squareとの違い(迷ったときの判断軸)

PAYGATEとよく比較されるのがSquareです。どちらもキャッシュレス決済を扱えますが、端末の考え方と入金の設計が異なります(2026年8月時点・各社公式サイトの公開情報)。

比較項目PAYGATE(株式会社スマレジ)Square
端末タイププリンター内蔵の専用端末(充電式・4G対応)スマホ/タブレット+Squareリーダー等
初期費用・月額初期費用0円/月額利用料3,300円(税込)初期費用・月額固定費0円(無料プランの場合)
決済手数料クレカ1.98%〜(条件あり)/電子マネー3.24%/QR2.00%〜対面決済2.5%〜(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満・主要カードブランドの対面決済の場合)
入金月2回(QRは月1回)。決済日から15日〜1か月最短翌営業日・振込手数料無料

※料率・条件は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

ざっくり言えば、料率の低さとレシート一体型の使い勝手を取るならPAYGATE、入金の早さと手軽さを取るならSquareという整理になります。開業直後で手元資金に余裕がない時期は入金スピード、キャッシュレス売上が育ってきたら料率、と優先順位が変わりやすい部分です。Squareの詳細はSquare決済をサロンで使うメリット・デメリット、端末全体の比較はサロン開業のキャッシュレス決済比較にまとめています。

自店の料率と振込手数料は、問い合わせれば無料で教えてもらえます。数字が出てから他社と並べれば、判断は楽になります。

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まとめ

最後に要点を整理します(すべて2026年8月時点の公式サイト掲載情報です)。

  • PAYGATEの提供元は株式会社スマレジ。クラウドPOSレジ「スマレジ」と同じ会社のマルチ決済端末です
  • 料金は公開されていて、初期費用0円+月額3,300円(税込)+端末39,600円(税込/キャンペーンで0円)。振込手数料のみ非公開です
  • 決済手数料はクレジットカード1.98%〜(中小事業者向けプラン・5つの条件あり)、電子マネー3.24%、QRコード決済2.00%〜
  • 入金はクレジットカード・電子マネーが月2回、QRコード決済が月1回。現金化まで決済日から15日〜1か月
  • 継続的役務・回数券の前払いは利用対象外。加盟店審査には1〜2か月かかります

都度払い中心の固定店舗で決済手段を1台にまとめたい方には、有力な候補です。あとは「1.98%の条件を満たすか」「振込手数料はいくらか」「自店の商材が継続的役務に当たらないか」の3点を無料の問い合わせで埋めれば、他社と横並びで判断できます。

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