freee会計の料金プラン徹底解説【2026年4月時点・個人/法人別】

開業ノウハウ

確定申告や日々の帳簿づけのために会計ソフトを探していると、必ず候補に挙がるのがfreee会計です。ただ料金プランが個人事業主向け・法人向けで分かれていて、それぞれにスターター・スタンダード・プレミアムなど複数のプランがあるため、「どれを選べばいいのか分からない」という方も多いはずです。

この記事では、これから開業する個人サロン・教室オーナーや、すでに事業を始めていて会計ソフト導入を検討している方に向けて、freee会計の料金プランを 個人事業主向け・法人向けに分けて整理し、自分にぴったりのプランを選ぶ判断軸を解説します。補助金プランや無料お試しの活用方法も紹介するので、損のない選び方の参考にしてください。

freee会計とは

freee会計は、freee株式会社が提供しているクラウド型の会計ソフトです。簿記の知識がなくても帳簿づけができる設計が特徴で、銀行口座やクレジットカードの利用明細を自動で取り込み、簿記の仕訳を半自動化してくれます。

項目内容
提供会社freee株式会社
サービス開始2013年
主な対象個人事業主・フリーランス・法人(中小企業)
提供形態クラウド型(PC・スマホ・タブレット対応)
確定申告対応白色・青色申告に対応

簿記の専門用語を極力使わず、日常の言葉で帳簿づけができる点が、これから開業する方や経理が苦手な方に支持されている理由です。

個人事業主向けプランの料金と選び方

freee会計の個人事業主向けプランは、スターター・スタンダード・プレミアムの3つに分かれています(2026年4月時点)。

プラン別の料金とメイン機能

プラン想定月額(年払い相当)主な特徴
スターター月1,000円台前半確定申告に必要な基本機能を網羅
スタンダード月2,000円台レシート写真自動読み取り・チャットサポート
プレミアム月3,000円台後半電話サポート・経営アドバイス・税務調査サポート

※料金は時期・キャンペーンで変動します。最新情報は公式サイトで確認してください。

スターターが向いている方

  • とりあえず確定申告だけ済ませたい個人サロン・教室オーナー
  • 取引数が少なく、基本機能で十分な方
  • コストを抑えて会計ソフトデビューしたい方

スターターでも青色申告に必要な機能は揃っています。「まず白色から始める」「最初の年だけ使ってみる」という方は、スターターから始めて、必要に応じて上位プランへの切り替えを検討する流れで問題ありません。

スタンダードが向いている方

  • レシートが多く、スマホで撮影して自動入力したい
  • 質問しながら使い方を覚えたい方(チャットサポート利用)
  • 取引数が多い、または事業の伸びを見込んでいる方

サロン・教室オーナーで「経費の取りこぼしを減らしたい」と考えるなら、スタンダードが最初の選択肢として現実的です。レシート読み取りは、紙のレシートが大量に発生する業種ほど効きます。

プレミアムが向いている方

  • 電話サポート・税務調査時のサポートが欲しい方
  • 経営アドバイス・経営分析機能を活用したい方
  • 売上規模が大きく、確実に正確な処理をしたい方

開業初年度から年間売上が大きい方、税務に不安がある方には、プレミアムが安心材料になります。

法人向けプランの料金と選び方

法人向けは ミニマム・ベーシック・プロフェッショナル・エンタープライズの4プラン構成です(2026年4月時点)。

プラン想定月額想定対象
ミニマム月2,000円台開業直後の小規模法人
ベーシック月5,000円弱経理担当を置く小〜中規模法人
プロフェッショナル月数万円台部門別管理・予算管理が必要な中規模法人
エンタープライズ個別見積もり大規模・上場準備企業

個人事業主が法人化を検討している場合

「いつかは法人化」を視野に入れている方は、プランの料金体系が将来のコストに直結します。サロン・教室業態の小規模法人なら、ミニマム or ベーシックがスタートラインです。法人化のタイミングで個人プランから法人プランへ切り替える前提で考えておくとスムーズです。

freee会計の主な機能(全プラン共通の強み)

1. 銀行・クレジットカードとの自動連携

事業用の銀行口座やクレジットカードを連携すると、取引明細を自動で取り込み、仕訳を提案してくれます。手入力の手間を大幅に減らせます。

2. レシート・領収書の画像取り込み(スタンダード以上)

スマホで撮影したレシートをfreeeに送ると、AIが日付・金額・支払先を読み取ってくれます。紙の保管が必要な期間も短縮できる場合があり、経理作業が一気に楽になります。

3. 確定申告書の自動作成

帳簿づけが終わると、確定申告書類が自動で組み上がる仕組みです。質問に答えていくだけで青色申告決算書まで完成するので、初めて確定申告する方でも形にできます。

4. インボイス制度・電子帳簿保存法への対応

近年強化されているインボイス制度・電子帳簿保存法に標準で対応しているのも安心材料です。法改正のたびにソフトが自動アップデートされるため、自分で対応を追いかける必要がありません。

5. スマホアプリ

PCを開かなくても、スマホアプリで取引登録・確認ができます。サロン・教室業態のように施術や指導の合間にしか時間が取れない方でも、空き時間で経理を回せる設計です。

freee会計のメリット

1. 簿記の知識ゼロでも始められる

freeeの最大の特徴は 「簿記の専門用語を極力使わない」UI です。「売上を入れる」「経費を入れる」といった日常の言葉で帳簿づけができるので、これから経理を勉強しながら使いたい方に向いています。

2. 自動化で時間を節約できる

銀行・クレジット連携 + レシート読み取り + 仕訳の自動提案を組み合わせると、月の経理時間が数時間レベルで短縮できます。本業の施術・指導に集中したいサロン・教室オーナーにとって、時間を買うソフトとも言えます。

3. 確定申告までワンストップ

日々の帳簿づけから青色申告書類の作成まで1つのソフトで完結します。「税理士に頼むほどの規模ではない」「自分でやりきりたい」という個人事業主と相性が良い設計です。

4. 補助金プランの存在

freeeにはIT導入補助金などの公的補助の対象になるプランが用意されています。条件に合えば導入コストの一部が補助されるため、中規模以上の事業者にとっては実質負担が大きく下がります。詳細は公式サイトの最新案内をご確認ください。

freee会計のデメリット・注意点

1. 簿記経験者には「自動化が逆にもどかしい」場合がある

簿記の知識がしっかりある方は、従来のソフトのように自分で仕訳を直接入れたいと感じることがあります。freeeは「簿記の言葉を使わない」設計なので、慣れている方には遠回りに感じる場面があるかもしれません。

2. 月額制なので使い続ける限りコストが発生

買い切り型のソフトと違い、利用している限り月額料金が発生します。年間で見ると1万円台後半〜数万円のコストになるため、「年に1回だけ確定申告で使う」用途ではコストメリットが見えにくい場合があります。

3. 一部の特殊な経理処理は専門ソフト併用が必要

複雑な原価計算・在庫管理・連結会計などはfreee会計単体では難しい場面があります。サロン・教室業態の通常運営では問題になりませんが、複雑な業務をする場合は別ソフトの併用が前提です。

無料お試し期間の活用

freee会計は 無料お試し期間 が用意されています。これを活用しない手はありません。具体的には次のような流れで試すのがおすすめです。

  1. 無料お試しに登録(クレジット情報不要のケースが多い)
  2. 銀行口座・クレジットカードを1つだけ連携してみる
  3. 直近1ヶ月分の取引を入れてみる
  4. レシート画像取り込み(スタンダード以上)の精度を確かめる
  5. 操作画面のなじみ具合・サポートのレスポンスを評価

実際に触ってみることで「自分の運営スタイルに合うか」が判断できます。

どのプランを選ぶべきか(業態別ガイド)

個人サロン・教室オーナー(開業初年度)

スターター or スタンダードがおすすめ。
取引数が読めない開業初年度はスターターでスタートし、レシートが多くなってきたらスタンダードへアップグレードする流れが現実的です。

取引数が多い・売上が伸びている個人事業主

スタンダードが基本ライン。
レシート自動読み取り・チャットサポートの恩恵が大きくなります。

確定申告への不安が大きい・税務サポートが欲しい

プレミアムを検討。
電話サポートと税務調査時のサポートで安心感が違います。

法人化したばかりの小規模法人

ミニマム or ベーシックから開始。
事業規模の伸びに応じてプラン変更を検討しましょう。

申込みの流れ

freee会計の申込みは次の流れで進みます。

  1. 公式サイトでプランを選び、無料お試しに登録
  2. 事業用の銀行口座・クレジットカードを連携
  3. 直近の取引を入力 or 自動取り込みで動作確認
  4. 自分に合うプランで本契約
  5. 確定申告期に申告書類を作成・提出

無料お試し中は クレジット決済が走らない仕様になっていることが多いので、安心して試せます。

freee会計の最新の料金プラン・無料お試しは公式サイトから確認できます。

freee公式サイトはこちら
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まずは無料でお試し【freee会計】

他の会計ソフトと迷ったら

freee会計とよく比較されるのは マネーフォワード クラウド確定申告やよいの青色申告オンラインです。それぞれ強みが違うため、選び方の判断軸を簡単に整理します。

サービス強みこんな方に
freee会計簿記知識ゼロでも始められるUI経理初心者・自動化重視
マネーフォワード他社サービス連携の幅広さ複数の銀行・カードを使う方
やよい老舗で信頼感、初年度無料プランあり簿記の基礎を持っている方

3者比較の詳細は個人サロン・教室の確定申告におすすめ会計ソフト3選も参考にしてください。

まとめ

freee会計は、簿記の知識がなくても確定申告まで完走できる設計が最大の強みです。料金プランは個人事業主向け3プラン・法人向け4プランに分かれていて、自分の取引量・サポート要望・事業規模で選び分けます。

  • まず始めるなら スターター(コスト最小)
  • レシート自動読み取りや成長を見込むなら スタンダード
  • 税務サポートを重視するなら プレミアム
  • 法人化直後は ミニマム or ベーシック

迷ったらまず無料お試しで触って、自分の運営スタイルに合うかを確かめてみてください。確定申告を「気が重い作業」から「数時間で片付く作業」に変えるための投資として、月額数千円は十分に元が取れる範囲です。

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