弥生会計オンラインとやよいの青色申告オンラインの違い【どっちを選ぶ?】

弥生会計オンラインとやよいの青色申告オンラインの違い【どっちを選ぶ?】 アイキャッチ 会計・確定申告

弥生(やよい)の会計ソフトを調べていると、「弥生会計オンライン」と「やよいの青色申告オンライン」という似た名前のサービスが出てきて、「どっちを選べばいいの?」と迷う方は少なくありません。名前は似ていますが、この2つは対象となる事業者がはっきり分かれている別のソフトです。

この記事では、これから会計ソフトを選ぶ個人サロン・教室オーナーの方に向けて、2つのサービスの違いを対象者・作れる書類・料金・機能の面から、2026年8月時点の情報で整理します。結論はシンプルなので、まず先にお伝えしてから詳しく解説していきます。

結論: 個人事業主なら青色申告オンライン、法人なら弥生会計オンライン

最初に結論です。

  • 個人事業主・フリーランスとして確定申告をする方 → やよいの青色申告オンライン
  • 法人(株式会社・合同会社など)として決算をする方 → 弥生の法人向けクラウド会計ソフト

2つのソフトは「個人向けか、法人向けか」で役割が分かれています。個人サロンや教室を屋号で運営している方(開業届を出して個人事業主として活動している方)は、基本的にやよいの青色申告オンラインを選んでおけば、まず問題ありません。

> 【2026年8月時点の重要な補足】 法人向けの「弥生会計 オンライン」は、公式サイト上で新規のご契約受付が終了しています。これから法人で弥生のクラウド会計を新しく申し込む場合は、後継サービスの「弥生会計 Next」が対象です。すでに弥生会計 オンラインを契約中の方の扱いや、移行の手順については公式サイトの案内をご確認ください。以下の解説では、名前の違いを理解していただくために「弥生会計 オンライン」の位置づけも残して説明しています。

とはいえ、「将来法人化するかもしれない」「そもそも何が違うのか知っておきたい」という方も多いはず。ここから詳しく見ていきましょう。

それぞれの基本情報

やよいの青色申告オンラインとは

弥生株式会社が提供する、個人事業主の青色申告に特化したクラウドソフトです。日々の取引を入力していくと、青色申告決算書と確定申告書が自動で組み上がり、e-Tax(電子申告)まで完了できます。キャンペーン期間中はセルフプラン・ベーシックプランが初年度無料で試せるのも特徴です。

詳しいレビューはやよいの青色申告オンラインの評判・料金を徹底レビューにまとめています。

弥生会計オンラインとは

同じく弥生株式会社が提供していた、法人向けのクラウド会計ソフトです。法人の日々の帳簿づけから、決算書(貸借対照表や損益計算書など、法人が年度末に作る書類)の作成までをカバーします。

前述のとおり、弥生会計 オンラインは2026年8月時点で新規のご契約受付が終了しており、法人でこれから申し込む方の窓口は後継の「弥生会計 Next」になります。役割(法人の帳簿・決算書を作る)は引き継がれているので、「弥生会計=法人向け」という理解のしかたは変わりません。料金プランは公式サイトでご確認ください。

5つの違いを比較

弥生会計オンラインとやよいの青色申告オンラインの違い【どっちを選ぶ?】 挿絵1
比較項目やよいの青色申告オンライン弥生会計オンライン(法人向け)
対象個人事業主・フリーランス法人(株式会社・合同会社など)
作れる書類青色申告決算書・確定申告書法人の決算書
申告の種類所得税の確定申告法人決算・法人税申告の基礎資料
料金の目安セルフプラン 初年度無料 / 次年度以降 年額11,800円+税個人向けプランより高めの年額設定
新規申し込み受付中2026年8月時点で新規受付終了(後継は弥生会計 Next)
共通点自動取込・自動仕訳、クラウド型、弥生のサポート同じ

※料金はキャンペーンや改定で変動します。最新の正確な金額は公式サイトでご確認ください。

違い1: 対象が「個人」か「法人」か

いちばん大きな違いはここです。個人事業主の所得税の確定申告と、法人の決算・法人税の申告は、作る書類も税金の仕組みもまったく別物です。ソフトもそれに合わせて分かれているため、個人事業主が法人向けの弥生会計を契約しても、所得税の確定申告書は作れません。逆もまた同じです。

違い2: 作れる書類

やよいの青色申告オンラインのゴールは「青色申告決算書と確定申告書を作って提出すること」。一方、弥生会計(法人向け)のゴールは「法人の帳簿と決算書を作ること」です。見た目の操作感は似ていても、出口が違います。

違い3: 料金

やよいの青色申告オンラインは、キャンペーン期間中の申し込みでセルフプラン・ベーシックプランが初年度1年間無料、トータルプランが初年度半額(年額19,800円+税) になります。次年度以降はセルフプランが年額11,800円+税、ベーシックプランが年額22,800円+税、トータルプランが年額39,600円+税です(2026年8月時点)。3プランとも使える機能は同じで、違いはサポートの範囲だけです。

法人向けの弥生会計は、個人向けより高めの年額設定です。プラン構成や優待キャンペーンの内容は時期によって変わるため、最新の料金は公式サイトでご確認ください。なお、初年度の無料・半額キャンペーンは2027年3月15日までの申し込み分が対象で、自動更新の決済方法の登録などの適用条件があります。

違い4: 消費税申告への対応

法人は設立から一定の条件で消費税の課税事業者になることがあり、法人向けの弥生会計は法人の消費税申告を前提とした機能を備えています。個人事業主でインボイス登録をした方の消費税対応は、やよいの青色申告オンライン側でカバーされます。自分がどちらに該当するか不安な場合は、税務署や税理士など専門家に確認すると安心です。

違い5: 将来の乗り換えの流れ

個人事業主が法人化(法人成り)した場合は、やよいの青色申告オンラインから法人向けの弥生会計(2026年8月時点の新規申し込み先は弥生会計 Next)へ移行する流れになります。同じ弥生シリーズなので操作感が近く、乗り換えの心理的なハードルが低いのはメリットです。

どっちを選ぶ?ケース別の考え方

個人サロン・教室として活動中 → やよいの青色申告オンライン

開業届を出して個人事業主として活動している方は、迷わずこちらです。初年度無料のセルフプラン・ベーシックプランで始めて、必要に応じて翌年にプランを見直す流れが定番です。

弥生シリーズの初年度無料・最新の料金は公式サイトから確認できます。

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すでに法人を設立している → 弥生の法人向けクラウド会計ソフト

株式会社や合同会社としてサロンを運営している方は、法人向けの弥生会計が対象です。2026年8月時点で新しく申し込む場合は「弥生会計 Next」が窓口になります。法人の経理は個人より複雑になりやすいので、顧問税理士がいる場合は、税理士が使い慣れたソフトに合わせるのもひとつの考え方です。

近いうちに法人化を考えている → まずは青色申告オンラインでOK

「いずれ法人化したい」という段階なら、現時点では個人向けのやよいの青色申告オンラインで問題ありません。法人化のタイミングでソフトを切り替えれば大丈夫です。法人化すべきかどうかの判断は税金や社会保険など多くの要素がからむため、迷ったら税理士など専門家に相談してみてください。

他社ソフトとの比較も気になる方へ

弥生シリーズに絞って解説してきましたが、個人事業主向けのクラウド会計ソフトにはfreee会計やマネーフォワードという有力な選択肢もあります。

とくにマネーフォワードは、個人向けの「クラウド確定申告」から法人向けの「クラウド会計」まで同じブランドでそろっており、法人化の際もデータや操作感を引き継ぎやすいのが持ち味です。銀行口座やカードとの連携範囲が広く、コストと自動化のバランスを重視する方に向いています。

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無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告

弥生と他社の詳しい比較は、弥生 vs freee 徹底比較弥生 vs マネーフォワード徹底比較でそれぞれ整理しているので、あわせて参考にしてみてください。

よくある質問

弥生会計オンラインとやよいの青色申告オンラインの違い【どっちを選ぶ?】 挿絵2

Q. 名前が似ているのはなぜ?

A. どちらも弥生シリーズのクラウドサービスだからです。「弥生会計」は法人向け、「やよいの青色申告」は個人向け、と覚えておくと混乱しません。

Q. 弥生会計オンラインは今も申し込める?

A. 2026年8月時点で新規のご契約受付は終了しています。法人でこれから弥生のクラウド会計を申し込む場合は、後継の「弥生会計 Next」が対象です。すでに契約中の方の取り扱いは公式サイトの案内をご確認ください。

Q. 個人事業主が法人向けの弥生会計を使うことはない?

A. 所得税の確定申告書は作れないため、通常は選びません。個人事業主はやよいの青色申告オンライン(白色申告の方はやよいの白色申告オンライン)が対象です。

Q. 法人化したらデータは引き継げる?

A. 個人と法人では帳簿の前提が変わるため、そのまま全部を移すというより「新しく法人の帳簿を始める」イメージに近くなります。具体的な移行手順は公式サイトのサポート情報で確認するか、税理士に相談すると確実です。

まとめ

弥生会計オンラインとやよいの青色申告オンラインの違いは、「法人向けか、個人事業主向けか」の一点に集約されます。

  • 個人サロン・教室のオーナー(個人事業主) → やよいの青色申告オンライン
  • 株式会社・合同会社で運営 → 弥生の法人向けクラウド会計ソフト(2026年8月時点の新規申し込み先は弥生会計 Next)
  • 法人化を検討中 → 当面は青色申告オンライン、法人化のタイミングで切り替え

名前の似た2つで迷っていた方も、自分の事業形態に当てはめればすぐに答えが出るはずです。料金やプラン構成は変わることがあるので、申し込み前に公式サイトで最新の内容を確認したうえで、まずは無料で試せるプランから実際の使い勝手を確かめてみてください。

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