「確定申告って何をすればいいの?経費ってどこまで認められるの?」
美容室やサロンを独立開業した個人事業主にとって、避けて通れないのが確定申告です。でも、難しく考える必要はありません。
この記事では、サロンオーナーが知っておくべき確定申告の基本と、経費にできるものの一覧をわかりやすく解説します。
確定申告の基本|白色申告と青色申告
個人事業主の確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。
| 比較項目 | 白色申告 | 青色申告 |
|---|---|---|
| 特別控除 | なし | 最大65万円 |
| 記帳方法 | 簡易帳簿 | 複式帳簿 |
| 開業届の提出 | 不要 | 必要(青色申告承認申請書も) |
| 難易度 | 低い | やや高い(会計ソフトで解決) |
おすすめは断然「青色申告」です。 最大65万円の特別控除が受けられるため、所得税・住民税が大きく変わります。会計ソフト(freeeやマネーフォワード等)を使えば、簿記の知識がなくても複式帳簿が作れるので、青色申告のハードルは一気に下がります。
サロン・美容室で経費にできるもの一覧
仕入れ・消耗品
- カラー剤、パーマ液、シャンプー、トリートメント
- ネイル用品、まつエク用品
- タオル、ケープ、グローブ
- 掃除用品、消毒液
設備・備品
- ドライヤー、ヘアアイロン、施術用チェア
- POSレジ端末(Squareターミナル等)
- キャッシュレス決済端末
- 鏡、ワゴン、施術台
※10万円以上の備品は「減価償却」の対象になります。
家賃・光熱費(自宅サロンの場合)
自宅の一部をサロンとして使っている場合、面積按分で家賃・光熱費の一部を経費にできます。
例:自宅80㎡のうちサロンスペースが20㎡ → 家賃の25%を経費計上
通信費
- インターネット回線(事業使用分)
- スマホ代(事業使用分)
- 予約システム・会計ソフトの月額料金
広告宣伝費
- ホットペッパービューティー掲載料
- チラシ・ショップカードの印刷代
- SNS広告費
- ホームページ制作費
決済手数料
- Square・Airペイ・STORES決済等のキャッシュレス決済手数料
研修費・旅費交通費
- セミナー参加費、技術講習費
- 講習会場への交通費
その他
- 保険料(賠償責任保険等)
- 開業届の際の諸費用
- 税理士への報酬
確定申告のスケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 開業時 | 開業届+青色申告承認申請書を税務署に提出 |
| 毎月 | 経費の記帳(会計ソフトに入力) |
| 1月 | 前年分の経費を最終チェック |
| 2月16日〜3月15日 | 確定申告書を提出(e-Taxで電子申告が便利) |
確定申告を楽にする3つのコツ
コツ①:会計ソフトを導入する
freeeやマネーフォワードを使えば、日々の記帳から確定申告書の作成まで自動化できます。手書きの帳簿やExcelでの管理は、ミスの元になるのでおすすめしません。
コツ②:事業用の銀行口座・クレジットカードを分ける
プライベートと事業の口座を分けておくと、何が経費で何がプライベートの支出かが明確になり、記帳が圧倒的に楽になります。
コツ③:レシートはスマホで撮影して即入力
「あとでまとめてやろう」と思うと溜まる一方。freeeならスマホでレシートを撮影するだけで自動入力されるので、その場で済ませる習慣をつけましょう。
まとめ
確定申告は面倒に感じるかもしれませんが、会計ソフトを活用すれば個人事業主でも十分に対応できます。
ポイントは「青色申告を選ぶ」「会計ソフトを導入する」「事業用口座を分ける」の3つ。この3つさえ押さえれば、確定申告はそこまで怖くありません。
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