弥生 vs freee 確定申告ソフト徹底比較【2026年6月時点・個人事業主向け】

会計・確定申告

これから確定申告を自分でやろうと会計ソフトを探すと、必ずと言っていいほど候補に挙がるのが弥生(やよいの青色申告オンライン)freee会計です。老舗の安心感で選ぶか、自動化の手軽さで選ぶか——多くの個人事業主が迷う組み合わせです。

この記事では、開業準備中〜開業1年目の個人サロン・教室オーナーやフリーランスの方に向けて、弥生とfreeeを料金・簿記の前提・自動化・サポート・初年度無料といった観点で比較します。どちらが優れているという話ではなく、自分の経理スタイルに合うのはどちらかを見極められるように整理しました。

両サービスの基本情報

弥生(やよいの青色申告オンライン)とは

弥生株式会社が提供するクラウド確定申告ソフト。会計ソフトの老舗で、サポートの手厚さと初年度無料キャンペーンが特徴です。簿記の考え方がオーソドックスで、基礎を学びながら使いたい方に向いています。

freee会計とは

freee株式会社が2013年に提供を始めたクラウド会計ソフト。簿記の専門用語を極力使わず、日常の言葉で帳簿づけができる設計が特徴で、これから経理を学ぶ初心者に支持されています。

項目弥生freee会計
提供会社弥生株式会社freee株式会社
設計思想オーソドックスな簿記+手厚いサポート簿記知識ゼロでも使える自動化
強み初年度無料・電話サポート・老舗の安定感自動仕訳・レシート読み取り・質問形式の申告
主な対象個人事業主・フリーランス個人事業主・フリーランス・法人

比較の選定基準(5つのポイント)

1. 料金プラン

初年度・2年目以降の料金を比較します。弥生は初年度無料が定番、freeeは無料お試し期間後に月額制です。

2. 簿記知識の前提

簿記の知識がなくても使えるか。これが両者の最大の違いです。

3. 自動化の幅

銀行・カード連携やレシート読み取りなど、入力を減らす機能の充実度を見ます。

4. サポート体制

電話・メール・チャットの有無と、業務相談まで対応してくれるかを比較します。

5. 確定申告書の作りやすさ

青色申告決算書が「質問に答えるだけ」で完成するか、「仕訳ベースで組み上げる」かで分かれます。

比較表(2026年6月時点)

比較項目弥生(やよいの青色申告オンライン)freee会計
初年度料金セルフプラン初年度無料無料お試し期間あり(その後月額)
2年目以降の目安年8,000円台〜(セルフ)月1,000円台前半〜(スターター)
簿記知識の前提基礎があると使いやすい不要(独自UI)
自動化銀行・カード連携、スマート取引取込自動仕訳・レシート読み取りが優秀
確定申告案内に沿って決算書を作成質問に答えるだけで作成
サポート電話・業務相談まで手厚い(プラン別)チャット・メール中心(電話は上位プラン)
こんな方にサポート重視・初年度無料で試したい自動化重視・簿記が苦手

※料金はキャンペーンや改定で変動します。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

弥生(やよいの青色申告オンライン)の詳細

メリット

  • セルフプランが初年度無料で、コストをかけずに始められる
  • 電話サポート・業務相談まで対応するプランがあり、人に聞きながら進められる
  • 老舗ならではの安定感と、調べやすい情報量
  • 簿記の基礎を学びながら使えるオーソドックスな設計

デメリット

  • 2年目以降は通常料金に切り替わる
  • 自動化の幅は自動化特化ソフトに一歩譲る場面がある
  • 青色と白色でソフトが分かれている

こんな方に向いている

  • 開業初年度はコストを抑えたい
  • 操作や簿記で困ったときに人に相談したい
  • 老舗の安定感を重視する方

弥生シリーズの初年度無料・最新の料金は公式サイトから確認できます。

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最大3か月無料でお試し

freee会計の詳細

メリット

  • 簿記の知識ゼロでも始められるUI(最大の強み)
  • 質問に答えるだけで青色申告書類が完成する
  • レシート画像の自動読み取りが優秀(上位プラン)
  • 銀行・カード連携による自動仕訳で入力の手間が減る

デメリット

  • 簿記経験者には自動化が逆にもどかしく感じる場面がある
  • 月額料金は弥生のセルフプランと比べると割高になりやすい
  • 初年度無料ではなく、無料お試し期間後は月額制

こんな方に向いている

  • これから確定申告を自分の力で完走したい経理初心者
  • 簿記の専門用語を覚える時間がもったいない方
  • レシートが多く、撮影で自動入力したい方

freee会計の無料お試し・最新の料金は公式サイトから確認できます。

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まずは無料でお試し【freee会計】

タイプ別おすすめ

初年度のコストを抑えたい → 弥生

セルフプランの初年度無料は、開業初年度の出費を抑えたい方に効きます。まず1年使ってみて判断できるのは大きな安心材料です。

簿記が苦手・自動化したい → freee

「経理の勉強と確定申告を同時にやるのは大変」という方には、簿記の難しい部分を吸収してくれるfreeeが向いています。

人に相談しながら進めたい → 弥生

電話サポートや業務相談まで対応するプランがあるのは弥生の強み。「困ったら人に聞きたい」方に安心です。

レシートが多いサロン・教室業態 → freee

レシート画像の自動読み取り精度・操作の簡単さが、紙のレシートだらけの個人事業主に効果的です。

マネーフォワードとも迷っている → 3社比較を

弥生・freeeに加えてマネーフォワードも候補なら、マネーフォワード vs freee 徹底比較会計ソフト3選もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 弥生とfreee、初心者にはどっちがおすすめ?

A. 「簿記をまったく知らない・とにかく自動化したい」ならfreee、「初年度無料で試したい・人に相談しながら進めたい」なら弥生がおすすめです。どちらも無料で試せるので、両方触ってなじむほうを選ぶのが確実です。

Q. 途中で乗り換えはできる?

A. データのエクスポートである程度の移行は可能ですが、仕訳データの完全移行は手間がかかります。最初の選定が重要なので、無料期間にしっかり試しましょう。

Q. 青色申告と白色申告、どちらで申告すべき?

A. 節税効果(最大65万円控除)を考えると、基本的には青色申告がおすすめです。やよいの青色申告オンラインもfreeeも青色申告に対応しています。

Q. スマホだけで確定申告できる?

A. どちらもスマホアプリがあり、取引登録や確認はスマホで可能です。ただし申告書類の最終確認はPCのほうが見やすい場面もあります。

まとめ

弥生とfreeeは、どちらもクラウド確定申告ソフトの定番ですが、強みの方向性が異なります

  • 初年度無料・サポート重視 → 弥生(やよいの青色申告オンライン)
  • 自動化・簿記が苦手 → freee会計
  • 人に相談しながら進めたい → 弥生
  • レシートが多い・入力を減らしたい → freee

両者とも無料で試せるので、実際に1ヶ月分の取引を入れてUIになじむかを確認するのが最も確実な選び方です。自分の経理スタイルに合うソフトを選んで、確定申告を「気が重い作業」から「淡々と片付く作業」に変えていきましょう。

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