マネーフォワード vs freee 徹底比較【2026年4月時点・個人事業主向け】

会計・確定申告

確定申告の時期が近づくと、必ず比較されるのが マネーフォワード(マネーフォワード クラウド確定申告)freee会計 の2大クラウド会計ソフトです。どちらも知名度・実績ともに高く、「結局どっちを選べばいいの?」と迷う方が非常に多い組み合わせです。

この記事では、これから確定申告を自分でやりたい個人サロン・教室オーナー、フリーランスの方に向けて、マネーフォワードとfreeeを 料金・機能・使いやすさ・サポート・連携範囲 で比較し、自分に合うほうを判断できる基準を整理しました。両者は得意分野が違うので、どちらが優れているという話ではなく、自分の運用スタイルに合うほうを見つけてください。

両サービスの基本情報

freee会計とは

freee株式会社が2013年に提供を始めたクラウド会計ソフト。簿記の専門用語を極力使わず、日常の言葉で帳簿づけができる設計が特徴で、これから経理を学びながら使いたい方に支持されています。

マネーフォワード クラウド確定申告とは

株式会社マネーフォワードが提供するクラウド会計ソフト。同社の家計簿アプリ「マネーフォワードME」と同じ思想で、他社サービスとの自動連携の幅広さに強みがあります。簿記の基本を押さえたユーザーが「効率よく自動化したい」というニーズに応える設計です。

項目freee会計マネーフォワード
提供会社freee株式会社株式会社マネーフォワード
サービス開始2013年2014年
主な対象個人事業主・フリーランス・法人個人事業主・フリーランス・法人
設計思想簿記知識ゼロでも使える自動連携と効率重視

比較の選定基準(5つのポイント)

1. 料金プラン

個人事業主向けプランの月額・年額を比較します。両者ともに複数プランがあるため、自分に必要な機能水準で比較するのがコツです。

2. 簿記知識の前提

簿記の知識ゼロでも使えるか、ある程度の知識が前提か。これが両者の最大の違いです。

3. 銀行・カード連携の幅

事業用の銀行・クレジットカードがどれだけ自動連携できるか。連携できない金融機関があると、手入力の手間が増えます。

4. 確定申告書の作成しやすさ

青色申告書類が質問に答えるだけで完成するか自分で項目を選んで組み上げるかで大きく分かれます。

5. サポート体制

チャット・メール・電話サポートの有無、対応時間帯を比較します。

比較表(2026年4月時点)

比較項目freee会計マネーフォワード
個人向け最安プラン月額月1,000円台前半(年払い相当)月800〜1,000円台(年払い相当)
個人向け中位プラン月2,000円台(スタンダード)月1,000円台(パーソナル)
簿記知識の前提不要(独自UI)簿記の基礎は推奨
銀行・カード連携数国内主要金融機関に対応国内サービスとの連携範囲が広い
確定申告質問に答えるだけで作成仕訳ベースで自分で組み上げる
スマホアプリ充実充実(マネーフォワードMEとの連携も)
サポートプランにより電話サポートありメール・チャット中心
こんな方に経理初心者・簿記苦手簿記の基礎あり・効率重視

※料金はキャンペーンや改定で変動します。最新情報は各公式サイトで確認してください。

freee会計の詳細

メリット

  • 簿記の知識ゼロでも始められるUI(最大の強み)
  • 質問に答えるだけで青色申告書類が完成
  • レシート画像取り込みが優秀(スタンダード以上)
  • 補助金プランの選択肢あり

デメリット

  • 簿記経験者には「自動化が逆にもどかしい」場合がある
  • 仕訳の細かい修正は独特の操作感
  • 月額料金は他社よりやや高めの設定

こんな方に向いている

  • これから確定申告を自分の力で完走したい経理初心者
  • 簿記の専門用語を覚える時間がもったいない方
  • 「日常の言葉で帳簿づけしたい」方

freee公式サイトはこちら
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まずは無料でお試し【freee会計】

マネーフォワードの詳細

メリット

  • 国内サービスとの連携範囲が業界トップクラス
  • マネーフォワードMEとの連携で家計と事業の境目が見えやすい
  • 月額料金は比較的リーズナブル
  • 簿記の基本がある方には素直で使いやすいUI

デメリット

  • 簿記の基礎がないと操作で迷う場面がある
  • サポートはチャット・メール中心(電話サポートはプラン依存)
  • 確定申告書類は自分で項目を組み上げる感覚

こんな方に向いている

  • すでに簿記を学んだ・経理経験がある方
  • 複数の銀行口座・クレジットカードを連携して自動化したい方
  • 月額コストをできるだけ抑えたい方

マネーフォワード公式サイトはこちら
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無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告

タイプ別おすすめ

経理初心者・確定申告デビュー → freee

簿記の知識ゼロでも完走できる設計が最大の強み。「経理の勉強と確定申告を同時にやる」のは大変なので、freeeが代わりに簿記の難しい部分を吸収してくれます。

簿記の基礎がある・効率重視 → マネーフォワード

簿記をある程度理解している方には、マネーフォワードの素直な操作感が刺さります。連携範囲が広く、自動化が好きな方ほど使いこなせます。

月額コストを抑えたい → マネーフォワード

個人事業主向けプランの最安帯は、マネーフォワードのほうがやや安い設定です。年間で見ると数千円の差ですが、長く使うソフトなので意外と効きます。

補助金プランの活用を検討 → freee

freeeはIT導入補助金対応プランがあり、条件に合えば導入コストの一部が補助される場合があります。中規模以上の事業者にとっては選定理由になり得ます。

サロン・教室業態でレシートが多い → freee

レシート画像の自動読み取り精度・操作の簡単さが、レシートだらけの個人事業主には効果的です。

複数の事業を並行している → マネーフォワード

連携範囲の広さで、複数事業の口座・カードを統合管理しやすいです。

よくある質問

Q. 途中で乗り換えはできる?

A. データのエクスポート機能を使えば、ある程度の情報は移行可能です。ただし仕訳データの完全移行は手間がかかるため、最初の選定が重要です。無料お試しを活用して、自分に合うほうを見極めましょう。

Q. 法人化したらどっちのほうがいい?

A. 両者とも法人プランがあり、機能差は徐々に縮まります。個人時代に使い慣れたほうを法人プランにアップグレードする運用が現実的です。

Q. 税理士と契約していても会計ソフトは必要?

A. 多くの税理士事務所は会計ソフトと連携した運用をしています。契約予定の税理士がfreee派かマネーフォワード派かを確認したうえで選ぶのが効率的です。

Q. 確定申告の時期だけ使うことはできる?

A. プランによっては可能ですが、日々の帳簿づけを継続的に行うほうが結果的に楽です。月額数百円〜千円台のプランで通年利用するのがおすすめです。

Q. 銀行・カード連携できない金融機関はある?

A. 一部の地方銀行や法人カードで連携対応していないケースがあります。事前に各公式サイトの対応金融機関一覧をご確認ください。

まとめ

freee会計とマネーフォワードは、どちらもクラウド会計ソフトの代表格ですが、設計思想が大きく異なるため、自分の経理スキル・運用スタイルで選び分けます。

  • 経理初心者・簿記苦手 → freee会計
  • 簿記の基礎あり・自動化重視 → マネーフォワード
  • レシート多い・サロン業態 → freee会計
  • 連携範囲・コスト重視 → マネーフォワード

両者とも無料お試し期間があるので、実際に1ヶ月分の取引を入れてみて、UIになじむかを確認する のが最も確実な選び方です。確定申告を「気が重い作業」から「数時間で終わる作業」に変えるための投資として、月額数百円〜数千円は十分に元が取れる範囲。自分の経理スタイルに合うソフトを見つけて、これからの事業運営を楽にしていきましょう。

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