サロンや店舗で「キャッシュレス決済を始めたい」「予約・レジ・物販をまとめて運用したい」と考えると、必ず候補に挙がるのが Square と STORES の2つです。どちらも初期費用ゼロで始められるサービスとして人気で、「結局どっちが自分のお店に合うの?」と迷う方が多いはずです。
この記事では、これからお店をつくる方に向けて、SquareとSTORESを 決済・レジ・予約・物販 の4つの軸で比較しました。結論から言うと、個人サロンや小規模店舗にはネットショップ・予約・レジを一元管理できるSTORESがおすすめです。その理由を順に見ていきましょう。
SquareとSTORESはどんなサービス?
Squareとは
Squareは、米国発のフィンテック企業(Block, Inc.)が提供する決済・POS・予約・請求書のオールインワンサービスです。「決済から始まったオールインワンサービス」という性格で、Squareリーダーをスマホやタブレットに繋ぐだけで、初期費用ゼロでキャッシュレス決済とPOSを始められます。入金は最短翌営業日。
STORESとは
STORES(株式会社STORES)は、ネットショップ作成サービスから始まり、ネットショップ・実店舗のレジ・予約・キャッシュレス決済を1つのアカウントで運用できるプラットフォームへ進化しました。物販・予約系のサロンと相性が良く、ECとリアル店舗を併用する事業者向けに強みがあります。
両者は 「決済の即時性・モバイル運用に強いSquare」「ネットショップ・予約・物販まで一元管理できるSTORES」 という性格の違いを押さえると比較しやすくなります。
比較の選定基準(5つのポイント)
サロン・店舗オーナーがSquareとSTORESを比較する際、見るべき軸は次の5つです。
1. 月額・初期費用
両者とも基本的に初期費用ゼロ・月額固定費ゼロで始められます。プランやオプションによって変動するので、最終的な構成での月額を比較します。
2. 決済手数料
クレジット・電子マネー・QR決済の手数料率を比較します。決済額が大きい店舗ほど、わずかな手数料差が利益に効いてきます。
3. 予約システム
サロン業態は予約必須業態。予約システムが付属するか、別契約か、UIの使いやすさはどうかをチェックします。
4. 物販・ネットショップ対応
店頭で物販を扱う、もしくはネットショップを併設したい場合、ECとレジの一体運用ができるかが重要です。
5. 入金サイクル
キャッシュフローが厳しい開業期は、入金が早いサービスのほうが運営が楽です。
比較表(2026年7月時点)
| 比較項目 | Square | STORES |
|---|---|---|
| 月額(基本) | 0円 | 0円〜(プランによる) |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 決済手数料(一般) | 主要カード2.5%〜(業界標準水準) | 主要カード3.24%〜(業界標準水準) |
| 予約システム | Square予約(無料) | STORES予約(無料プランあり) |
| 物販・ネットショップ | 別途Squareオンラインビジネス | STORESネットショップが本業 |
| レジ | Square POSアプリ | STORESレジ |
| 入金サイクル | 最短翌営業日 | 月1〜2回(プランによる) |
| 強み | 決済の即時性・モバイル運用 | ネットショップとリアル店舗の連携 |
※料金・手数料はキャンペーンや改定で変動します。最新情報は各公式サイトで確認してください。
STORESの導入は初期費用・月額ともに無料で始められます。まずは公式サイトで詳細を確認してみてください。
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Squareの詳細
基本情報と機能
Squareは決済・POS・予約・請求書を1つのアカウントで一気通貫に扱えます。Squareリーダー(数千円台の決済端末)をスマホやタブレットに繋ぐだけで、すぐにキャッシュレス決済とPOSを始められます。
メリット
- 月額固定費ゼロ・初期費用ゼロで始められる
- 入金が最短翌営業日でキャッシュフローが安定
- iOS / Android 両対応で端末の選択肢が広い
- Square予約・Square請求書とシームレス連携
- グローバル企業の安定したシステム基盤
デメリット
- ネットショップは別サービス扱い(Squareオンラインビジネス)で、物販主力の運用にはやや弱い
- ホットペッパービューティーとの直接連携はない
- 高度な売上分析・在庫管理は控えめ
- 日本特有の電子マネーの一部対応範囲が限定的
こんな方に向いている
- 開業初期で今すぐキャッシュレス決済を始めたい個人サロン
- 入金の早さを重視する方
- 出張サロン・モバイル運用したい方
Squareの最新情報はSquare公式サイトで確認できます。
STORESの詳細
基本情報と機能
STORESは、ネットショップ作成サービスを軸に、レジ・予約・決済・出店者管理までカバーするプラットフォームです。ECと実店舗を行き来する物販・予約系サロンと相性が良く、在庫管理を統合できる点が他社にはない強みです。
メリット
- ネットショップ作成が本業のため、EC運用が圧倒的に強い
- 実店舗のレジとネットショップの在庫を一元管理できる
- STORES予約は美容・サロン業態で導入実績が豊富
- 月額固定費ゼロから始められる
- 国内サービスで日本のお客様向けの決済方法に強い
デメリット
- クレジット決済手数料がSquareよりやや高め
- 入金サイクルがSquareより遅い(月1〜2回が基本)
- モバイル運用の機動性ではSquareに一歩譲る
- 各サービスのプランが個別にあり、フル運用すると月額が積み上がる
こんな方に向いている
- 物販・ネットショップを並行運営する予定のサロン
- 美容・整体などの予約必須業態で、STORES予約をメイン運用したい方
- ECと実店舗の在庫を統合管理したい方
STORESの決済機能や導入手順について詳しく知りたい方は、STORES決済の導入・使い方完全ガイド も参考にしてみてください。申込みから利用開始までの流れをステップごとに解説しています。
タイプ別おすすめ
個人サロン・小規模店舗(予約+決済+物販をまとめたい)→ STORES
- ネットショップ・予約・レジ・決済を1アカウントで一元管理できる
- STORES予約はサロン業界での導入実績が豊富で、メニュー設定やスタッフ別予約にも対応
- 物販がなくても予約+決済だけで十分に活用できる
- 将来ネットショップを追加するときも、同じアカウントで拡張できるため移行の手間がない
物販・ネットショップ併用 → STORES
- ECと実店舗の在庫統合が強み
- ネットショップ作成のしやすさで差がつく
美容・サロン業態でSTORES予約を使いたい → STORES
- STORES予約が業界での導入実績豊富
- レジ・決済もSTORESで揃えると一元管理しやすい
出張サロン・訪問美容で決済端末を持ち歩きたい方
- Squareリーダーは軽量で持ち運びがラク
- Android対応で端末の自由度が高い
キャッシュレス決済の手数料をできるだけ抑えたい方
- Squareは主要カードの手数料率がやや低めで、決済額が大きいほど差が出る
総合的に見ると、サロン・店舗の開業で予約・決済・物販をまとめて導入したい方には STORES が第一候補になりやすいです。開業後にサービスの範囲を広げたくなったときも、同じプラットフォーム内で拡張しやすい点が大きなメリットです。
よくある質問
Q. SquareとSTORESは併用できる?
A. 仕組み上は可能ですが、レジ・予約・在庫の二重管理になり日々の運用が煩雑になります。基本は片方に揃えるのが推奨です。サロン業態で予約・EC・決済をまとめるならSTORESに統一するのがスムーズです。
Q. ネットショップを後から作る予定。最初からSTORESにすべき?
A. 将来的にネットショップやオンライン販売を考えているなら、最初からSTORESに揃えておくとデータ移行の手間が省けます。「まったくECの予定がない」場合を除き、STORESでスタートしておくのがおすすめです。後からネットショップ機能を追加しても、顧客データや在庫情報をそのまま引き継げます。
Q. 決済手数料の差はどのくらい影響する?
A. 月の決済額にもよりますが、月50万円のクレジット決済なら年間数千〜数万円の差になります。ただし手数料だけで選ぶと予約やECの使い勝手を犠牲にすることもあるので、トータルの運用コストで判断しましょう。
Q. 端末はどちらが安い?
A. Squareリーダーは数千円台、STORESターミナルも同水準のラインアップがあります。端末コストでの大差はありません。
Q. STORES予約とSquare予約の違いは?
A. STORES予約は美容・サロン業界での導入実績が豊富で、サロンに特化した機能(メニュー設定・スタッフ別予約・回数券管理など)が手厚いです。Square予約は決済とのシームレス連携が強みです。サロン業態ならSTORES予約のほうが機能面で合いやすいです。
STORESはアカウント作成無料で、すぐに試すことができます。公式サイトで詳しい機能やプランを確認してみてください。
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まとめ
SquareとSTORESを4つの軸で比較した結果、個人サロンや小規模店舗の開業にはSTORESがおすすめです。
- 予約・レジ・決済・ネットショップを1アカウントで管理できるため、開業後の運用がシンプル
- STORES予約は美容・サロン業界で導入実績が豊富で、業態に合った機能がそろっている
- 初期費用ゼロ・月額無料から始められるので、開業資金を抑えたい方にも合う
Squareは入金の早さやモバイル運用に強みがあり、出張サロンや決済手数料を重視する方には選択肢になります。ただし、予約管理・物販・ECまで含めたトータルの使い勝手を考えると、まずはSTORESで始めて、足りない部分を後から補うのが失敗しにくい選び方です。どちらも初期費用ゼロで始められるので、迷ったらSTORESのアカウントを作って実際に触れてみるのがおすすめです。
STORES決済の詳しい特徴や使い方は STORES決済は個人サロンに使える? でまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。
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