STORES決済は個人サロンに使える?料金・機能・メリットを解説

STORES決済は個人サロンに使える?料金・機能・メリットを解説 アイキャッチ 決済サービス比較

「STORES決済って聞いたことあるけど、サロンでも使えるの?」

結論から言うと、STORES決済は個人サロンでも問題なく使えます。月額0円のフリープランから始められ、予約システムやネットショップと同じアカウントでつながるのが特徴です。ただし「1.98%〜」という数字だけを見て申し込むと、思っていたのと違った、ということも起こりえます。

この記事では、STORES決済の料金・機能・メリット・デメリットをサロンオーナー目線で整理します。料金はすべて2026年8月時点の公式サイトの情報です。これから開業する方、決済サービスの乗り換えを考えている方に向けた内容です。

STORES決済の基本情報

STORES決済には「フリー」と「スタンダード」の2つのプランがあり、同じサービスでも手数料と端末費用がまったく違います。ここを取り違えると比較になりません。

項目内容
サービス名STORES 決済(ストアーズ決済)
運営会社STORES株式会社
アカウント作成無料
月額固定費フリー: 0円 / スタンダード: 3,300円(税込・年間契約)※月額契約は3,960円(税込)
対面クレカ手数料
(Visa・Mastercard)
フリー: 2.48% / スタンダード: 1.98%(適用条件あり・下記参照)
対面クレカ手数料
(JCB・Amex・Diners・Discover)
フリー: 2.48% / スタンダード: 2.38%(同上)
電子マネー手数料
(交通系IC・QUICPay+・iD)
3.24%(プラン共通)
QRコード手数料3.24%(プラン共通)
決済端末フリー: 27,720円(税込)/台を購入 / スタンダード: 年間契約で1台を無償貸出(解約時は返却)
入金サイクル手動入金(初期設定): 売上の翌日6:00から振込依頼が可能、依頼から1〜2営業日
自動入金(設定変更で利用可): 月末締め・翌月20日
振込手数料手動入金: 売上合計10万円以上は0円 / 10万円未満は200円(税込)
自動入金: 金額にかかわらず0円
対応口座国内すべての金融機関
導入までの日数申し込みから最短4営業日でクレジットカード決済を利用開始(電子マネー・QRは各審査の通過順)
分割払い2回払い・リボ払い(※一部制限あり。タッチ決済は1回払いのみ)

※料金は2026年8月時点の公式サイトの情報です。

「1.98%〜」には条件があります。 公式サイトの注記では、「店舗における対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満」であることに加え、いくつかの条件を満たした場合の料率とされています。年間3,000万円以上ならフリー3.24%・スタンダード2.98%です。

そしてもう1つ、ここが一番間違えられやすいところです。1.98%はクレジットカードの料率であって、交通系ICなどの電子マネーの料率ではありません。 電子マネーとQRコードはプランに関係なく3.24%です。「電子マネーが安いらしい」と聞いて検討している方は、先に押さえておいてください。

アカウント作成そのものは無料で、フリープランなら月額もかかりません。申し込みから最短4営業日でクレジットカード決済が使えるようになり、プランは後から見直せます。

STORES決済に無料で申し込む(アカウント作成は無料・フリープランは月額0円)

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手数料を他社と横並びで見たい方は、サロンのキャッシュレス決済手数料はどこが最安?で決済方法ごとに比較しています。

STORES決済の主な機能

1. キャッシュレス決済の受付

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済を、1台の決済端末でまとめて受け付けられます。カードはVisa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discoverに、電子マネーは交通系IC・QUICPay+・iDに対応。QRコード決済は「Smart Code™」経由で、公式サイトによればau PAY・メルペイ・FamiPay・銀行Payなどを含む約20種に対応しています。PayPay・d払い・楽天ペイも案内されています。

なお、クレジットカード決済と電子マネー決済には専用の決済端末が必要です。スマホだけで完結するタイプではない点は、費用の見積もりで押さえておいてください。

2. オンライン決済

対面だけでなく、リンク決済や請求書決済にも対応しています。請求書決済の手数料は、特別料率が適用される一部業種を除きプランに関わらず3.24%です。来店前の事前決済も同じアカウントのまま扱えます。

3. 分割払い対応

公式サイトによると、分割払いは2回払いとリボ払いに対応しています(※一部制限あり)。タッチ決済の場合は1回払いのみです。

3回・6回・12回といった回数指定の分割には対応していません。「高額コースを12回払いで」という売り方を前提にしている場合は、対応可能なカードブランドと支払い回数を事前に公式サイトで確認してください。

4. STORES各サービスとの連携

STORES決済は、STORES 予約やSTORES ネットショップ、STORES レジと同じアカウント体系のなかにあります。

サロンで効いてくるのは予約との組み合わせです。公式サイトでは「STORES 予約 と STORES 決済 を組み合わせると、予約画面からそのままワンタップで会計まで進められる動線をつくれます」と案内されています。あわせて「回数券・繰り返し予約・顧客カルテといった機能は STORES 予約 側で管理するかたちになります」とも書かれており、顧客管理(来店履歴やカルテの記録)は予約システム側の担当だと理解しておくと運用イメージがずれません。

決済端末は、端末だけで会計が完結する「スタンドアロンモード」と、POSレジと連携する「アプリ連携モード」を切り替えて使えます。後者には別途スマホまたはタブレットが必要です。

予約側の料金が気になる方は、STORES予約の料金プラン解説もあわせてご覧ください。

STORES決済のメリット

STORES決済は個人サロンに使える?料金・機能・メリットを解説 挿絵1

メリット①:対面クレジットカードが1.98%〜(スタンダードプラン・条件あり)

個人サロンのキャッシュレス決済で、いちばん金額が動くのはクレジットカードです。そのクレジットカード(Visa・Mastercard)の対面決済が、スタンダードプランで1.98%。JCB・American Express・Diners Club・Discoverは2.38%と別料率です(いずれも年間3,000万円未満ほかの条件あり)。

では、月額3,300円(税込・年間契約)を払ってスタンダードにする価値があるのはどのくらいからか。公式サイトのFAQでは「月間のクレジットカード決済額が30万円以上の場合、スタンダードプランの方がお得にご利用いただける可能性があります」と案内されています。30万円に届かないうちはフリー、超えてきたらスタンダードへ、という順番で考えると迷いにくくなります。

メリット②:2回払い・リボ払いに対応している

コース契約や店販商品など、1回の金額が大きくなる場面で支払い方法の選択肢があるのは、お客さまにとって安心材料になります。STORES決済は2回払いとリボ払いに対応しています(※一部制限あり/タッチ決済は1回払いのみ)。

メリット③:入金は国内すべての金融機関に対応・振込手数料0円の選び方がある

STORES決済の入金方法は2つから選べます。

  • 手動入金(初期設定): 毎日の売上が翌日6:00から振込依頼できるようになり、依頼から1〜2営業日で入金されます。土日祝の場合は明けの2営業日以内です。振込手数料は売上合計10万円以上なら0円、10万円未満だと200円(税込)かかります
  • 自動入金(設定変更で利用可): 振込依頼の操作が不要で、月末締め・翌月20日に入金されます(20日が土日祝の場合は翌営業日)。こちらは金額にかかわらず振込手数料0円です

どちらも国内すべての金融機関に対応しています。地方銀行やネット銀行をメインバンクにしている方でも、口座を新しく作り直す必要がありません。

メリット④:ネットショップ・予約との一体管理

STORES決済単体というより、STORES予約やSTORESネットショップと組み合わせたときに使い勝手が出るサービスです。対面の会計も、ネット予約からの会計動線も、店販商品のオンライン販売も同じブランドでそろえられます。管理画面や請求先が散らばる負担は、ひとりで店を回している方ほど大きくなります。

STORESの各サービスを組み合わせた開業の全体像は、STORESだけでサロン開業できる?で整理しています。

STORES決済のデメリット

デメリット①:フリープランの手数料はやや高い

フリープランの対面クレジットカード手数料は2.48%です(Visa・Mastercard、JCB等いずれも2.48%/条件あり)。月額0円の代わりに、スタンダードより0.5ポイント高くなります。

さらにフリープランでは決済端末を27,720円(税込)で購入する必要があります。スタンダードは年間契約で1台が無償貸出(解約時に返却)なので、初期に出ていくお金の形も変わります。「月額0円=総額が安い」ではない、ということです。

デメリット②:入金までのスピードは選ぶ方式で変わる

「最短翌々日入金」はSTORES決済の売り文句のひとつですが、これは手動入金を使い、自分で振込依頼の操作をした場合の話です。放っておいて自動的に振り込まれるわけではありません。操作をなくしたい場合は自動入金になりますが、こちらは月末締め・翌月20日入金なので、月初の売上は入金まで50日ほど空きます。

つまり「手間をかけずに早く受け取る」という組み合わせは選べません。開業直後で資金繰りがぎりぎりという方は、毎日振込依頼の操作をする前提で使えるかどうかを先にイメージしておいてください。

入金サイクルを軸に各社を見比べたい方は、サロン開業のキャッシュレス決済おすすめ3選も参考になります。

デメリット③:導入まで最短4営業日かかる

公式サイトによると、申し込みからクレジットカード決済が使えるようになるまで最短4営業日です。電子マネーとQRコードは、それぞれの審査を通過した順に使えるようになります。

オープン日が目前に迫っている状況では、審査にかかる日数を逆算しておく必要があります。「端末が届いたら初日から全部の決済手段が使える」とは限らない点も含めて、余裕を持ってスケジュールに組み込んでください。

デメリット④:使いたい決済ブランドがあるなら事前確認を

STORES決済のQRコード決済はSmart Code™経由での対応です。公式サイトでは約20種に対応と案内されていますが、お客さまがよく使う特定のQR決済が含まれているかは、申し込み前に対応表で確認しておくのが確実です。インバウンドのお客さまが多い立地では、ブランドのラインナップも比較の軸に入れてください。

STORES決済の口コミ・評判

導入した方から挙がりやすい声を、良い面・気になる面の両方から整理します。

良い口コミ

  • 「カード決済の手数料を下げられた」 — カード比率の高い店では、スタンダードプランへの切り替え効果を実感しやすい
  • 「予約からの会計がそのままつながるのがラク」 — STORES予約と組み合わせている店からの声
  • 「メインバンクを変えずに済んだ」 — 国内すべての金融機関に対応している点が評価されやすい
  • 「ネットショップも同じところで作れた」 — 店販商品のオンライン販売を始めやすい

気になる口コミ

  • 「電子マネーが安いと思っていたら違った」 — 1.98%はクレジットカードの料率で、電子マネー・QRは3.24%
  • 「入金の振込依頼を忘れる」 — 手動入金は自分で操作しないと入金されない
  • 「端末代が思ったよりかかった」 — フリープランは端末購入が必要(27,720円・税込)
  • 「分割の回数を選べない」 — 対応しているのは2回払いとリボ払い

STORES決済がおすすめな人・おすすめしない人

STORES決済は個人サロンに使える?料金・機能・メリットを解説 挿絵2

おすすめな人

  • 月のクレジットカード決済が30万円以上ある方 — 公式FAQの目安に沿うと、スタンダードプランのほうがお得になる可能性がある水準
  • 端末の初期費用を抑えたい方 — スタンダードの年間契約なら決済端末1台が無償貸出
  • STORES予約を使う予定の方 — 予約画面から会計までの動線を1つにまとめられる
  • 店販商品をネットでも販売したい方 — STORESネットショップと同じアカウント体系で始められる
  • 地方銀行・ネット銀行をメインバンクにしている方 — 入金は国内すべての金融機関に対応

おすすめしない人

  • 日々の入金スピードを最優先する方 — 手動入金でも振込依頼の操作が必要で、自動入金は月末締め・翌月20日
  • すぐに決済を始めたい方 — 利用開始まで最短4営業日
  • 電子マネー・交通系ICの比率が高い店 — 電子マネーは3.24%で、プランを上げても下がらない
  • 回数指定の分割払いを主力にしたい方 — 対応は2回払いとリボ払い(※一部制限あり)

まだ決済の内訳が分からない場合は、月額0円のフリープランから始めて数ヶ月の実績を見てからプランを見直すのが現実的です。プランは後から変更できます。先に申し込んでおけば、開業日に決済が使える状態をつくれます。

STORES決済の申し込みページを見る(月額0円のフリープランから)

STORES公式サイトはこちら
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まとめ|STORES決済は「まとめて管理」したいサロンに向く

最後に要点を整理します。

  • 対面クレジットカードはスタンダードプランで1.98%(Visa・Mastercard/年間3,000万円未満ほかの条件あり)。JCB・Amex・Diners・Discoverは2.38%
  • 電子マネー・QRコードはプラン共通で3.24%(プランを上げても下がらない)
  • プランの分岐は月間のクレジットカード決済額30万円が公式の目安
  • 入金は手動(依頼して1〜2営業日)と自動(月末締め・翌月20日)から選ぶ
  • 決済端末はフリーなら27,720円(税込)で購入、スタンダードの年間契約なら1台無償貸出

「決済も予約もネットショップも1つにまとめたい」「カード決済の比率が高い」というサロンには、素直に候補に挙がるサービスです。逆に電子マネー中心のお店や、入金スピードを最優先する方は、他社と並べて比べたうえで決めたほうが納得感が出ます。

料金体系をもっと詳しく知りたい方は、STORES決済の手数料・入金サイクル完全ガイドへどうぞ。

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