「開業届を出したいけれど、書類の書き方がわからない」——サロンや教室の開業準備で、最初にぶつかりやすい壁が税務署への手続きです。
そんなときに助けになるのが、無料で開業届を作成できる「マネーフォワード クラウド開業届」です。画面の質問に答えていくだけで、開業届と青色申告承認申請書がまとめて完成します。
この記事では、これから開業する方に向けて、マネーフォワード クラウド開業届の使い方と入力の流れ、メリット・注意点を2026年7月時点の情報で解説します。よく比較される「freee開業」との違いも整理するので、どちらを使うか迷っている方も参考にしてみてください。
マネーフォワード クラウド開業届とは
マネーフォワード クラウド開業届は、家計簿アプリやクラウド会計ソフトで知られる株式会社マネーフォワードが提供する、開業書類の作成サービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供会社 | 株式会社マネーフォワード |
| 料金 | 無料(2026年7月時点) |
| 作成できる書類 | 開業届・青色申告承認申請書など |
| 提出方法 | 電子申請・郵送・税務署へ持参 |
| 対応デバイス | PC・スマホ |
開業届とは、正式名称を「個人事業の開業・廃業等届出書」といい、個人で事業を始めたことを税務署に知らせる書類です。一般的には開業日から1ヶ月以内の提出が目安とされていますが、期限・要件の詳細は税務署・国税庁サイトで確認してください。
自宅サロンとして開業する場合の届け出の考え方は、自宅サロンの開業届の出し方でも詳しく紹介しています。
作成できる書類
マネーフォワード クラウド開業届では、開業時の主要な書類をまとめて作成できます。
- 個人事業の開業・廃業等届出書(開業届)
- 所得税の青色申告承認申請書
青色申告承認申請書は、最大65万円の特別控除など税制上のメリットがある「青色申告」を選ぶために必要な書類です。提出期限が定められているため、開業届と同時に作成して一緒に提出するのが定番です(適用要件・期限の詳細は国税庁サイトでご確認ください)。
使い方を4ステップで解説

実際の入力の流れを順番に見ていきましょう。
ステップ1: 無料アカウントを登録する
公式サイトからメールアドレスでマネーフォワードのアカウントを作成します。利用料金は2026年7月時点で無料です。
ステップ2: 質問に答えて情報を入力する
画面の案内にそって、次のような項目を入力していきます。
- 仕事の種類(業種)と仕事の概要
- 開業日
- 働く場所(自宅・店舗など)
- 屋号(お店の名前。決まっていなければ空欄でも提出できます)
- 収入の種類や従業員の予定など
書類の様式を直接埋めるのではなく、質問に答えていく形式なので、税務の知識がなくても進めやすいつくりです。
ステップ3: 書類が自動で作成される
入力内容をもとに、開業届と青色申告承認申請書が自動で組み上がります。プレビューで内容を確認しましょう。
ステップ4: 提出方法を選んで提出する
作成した書類は、次のいずれかの方法で提出します。
1. 電子申請(マイナンバーカードを使ってオンラインで提出) 2. 印刷して郵送 3. 印刷して税務署の窓口へ持参
提出方法ごとの細かい手順や動作環境は、公式サイトの最新の案内をご確認ください。
マネーフォワード クラウド開業届のメリット
無料で開業届と青色申告の申請書が作れる
作成にかかる費用は無料です(2026年7月時点)。開業前の出費を増やさずに、面倒な書類仕事を片付けられます。
質問形式でつまずきにくい
「職業欄はどう書く?」「所得の種類はどれ?」といった初心者がつまずきやすいポイントを、選択式の質問で乗り越えられます。
マネーフォワードの他サービスと同じアカウントで使える
作成したアカウントは、確定申告ソフト「マネーフォワード クラウド確定申告」をはじめとする同社のサービス群でそのまま使えます。開業手続きから日々の経理まで、ひとつのIDで管理できるのは地味に便利なポイントです。
注意点・デメリット
提出期限の管理は自分で行う
サービスが作ってくれるのはあくまで書類です。開業届・青色申告承認申請書それぞれの提出期限は、税務署・国税庁サイトで必ず確認しましょう。
電子申請にはマイナンバーカードが必要
オンラインで提出まで済ませたい場合は、マイナンバーカードと対応環境が必要です。ない場合は印刷して郵送・持参する方法を選びましょう。
アカウント登録とサービス案内メール
利用にはマネーフォワードのアカウント登録が必要で、関連サービスの案内が届くことがあります。不要なら配信停止すれば大丈夫です。
開業後の確定申告もマネーフォワードでそのまま
開業したら、その日から売上や経費の記録が始まります。マネーフォワード クラウド開業届で作ったアカウントは、そのまま「マネーフォワード クラウド確定申告」で使えるので、開業手続きから帳簿づけ・確定申告までの流れがスムーズです。
マネーフォワードの強みは、銀行口座・クレジットカードなど他社サービスとの自動連携の幅広さ。複数の口座やカードを使い分ける方ほど、自動化の恩恵を受けやすい設計です。
実際の確定申告での使い勝手はマネーフォワードで確定申告、プランごとの料金はマネーフォワード クラウド確定申告の料金プラン徹底解説で詳しくまとめています。
マネーフォワード公式サイトはこちら
↓↓↓↓↓↓↓
無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告
![]()
freee開業との違いは?
開業届の無料作成サービスとしては、freee株式会社の「freee開業」も有名です。どちらも「無料・質問形式・青色申告承認申請書も作成できる」という基本は共通していて、書類づくりの面で大きな優劣はありません。
選び分けのポイントは、開業後にどちらの会計ソフトを使うかです。
| サービス | 相性のよい会計ソフト | 会計ソフトの特徴 |
|---|---|---|
| マネーフォワード クラウド開業届 | マネーフォワード クラウド確定申告 | 連携先の幅広さ。簿記の基礎がある方向け |
| freee開業 | freee会計 | 簿記知識ゼロでも使える画面設計 |
開業届サービスと会計ソフトは同じアカウントでつながるため、先に「開業後にどちらで帳簿をつけるか」を決めて、同じ会社のサービスで揃えるのがおすすめです。両者の詳しい比較はマネーフォワード vs freee 徹底比較をご覧ください。
「経理はまったくの初心者なので、簿記の言葉を使わないソフトがいい」という方は、freee会計から検討してみるのもよいでしょう。
freee公式サイトはこちら
↓↓↓↓↓↓↓
まずは無料でお試し【freee会計】
![]()
こんな方におすすめ
- 開業届の書き方を調べる手間を省きたい方
- 青色申告承認申請書もまとめて作っておきたい方
- 開業後の経理をマネーフォワードで行う予定の方。アカウントがそのまま使えて移行がスムーズです
- 複数の銀行口座・カードを事業で使う予定の方。連携範囲の広いマネーフォワードとの相性が活きます
よくある質問

Q. 利用は本当に無料ですか?
A. 2026年7月時点で、開業届の作成に料金はかかりません。サービス内容は変更される可能性があるため、利用前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
Q. 屋号が未定でも作成できますか?
A. はい、屋号は空欄のままでも提出できます。サロン名・教室名が決まってから届け出る方法もあるので、無理にこの段階で決める必要はありません。
Q. 青色申告と白色申告、どちらを選べばいいですか?
A. 帳簿づけの手間はかかりますが、税制メリットの大きい青色申告を選ぶ個人事業主が多いです。ただし要件や向き不向きがあるため、制度の詳細は国税庁サイトで確認し、迷う場合は税務署や税理士に相談しましょう。
Q. 先にfreee開業で作りかけていても乗り換えられますか?
A. どちらのサービスも書類を作成するだけなので、途中で乗り換えても問題ありません。最終的に提出する書類が1組であれば大丈夫です。開業後に使う会計ソフトに合わせて選び直すのもひとつの手です。
まとめ
マネーフォワード クラウド開業届は、開業届と青色申告承認申請書を無料で作成できるサービスです。質問に答えるだけで書類が完成し、電子申請にも対応。開業後は同じアカウントでマネーフォワード クラウド確定申告へつながるので、経理までの流れが一本道になります。
開業手続きは早めに済ませて、メニューづくりや集客準備に時間を使っていきましょう。提出期限や要件の詳細は、税務署・国税庁サイトで最新情報をご確認ください。
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。


コメント