「整体院を開業するけど、予約はどう取れば?」「電話だけだと施術中に対応できない」「ホットペッパービューティーは美容向けで合わない」——整体院・接骨院の開業準備中の方からよくいただく悩みです。

整体院・接骨院は初診カルテ・継続来院・施術内容の引き継ぎなど、美容サロンとは少し違う運用が求められます。この記事では、これから開業する方に向けて、2026年版の整体院向け予約システム3選を比較し、自院に合う選び方 をまとめました。

整体院・接骨院の予約システムに必要な機能

1. 24時間ネット予約受付

整体・接骨院は腰痛・肩こりが急に出た夜中に予約したいニーズが強いです。営業時間外でも予約を取り続けられる仕組みが必要。

2. 施術メニューと時間枠の柔軟設定

「初診60分」「2回目以降45分」「特別整体90分」など、メニューごとに時間枠が異なる運用が一般的。

3. 担当施術者の指名予約

複数施術者がいる院では、「次もこの先生がいい」という指名予約機能が必須。

4. キャンセル防止機能

ドタキャン・無断キャンセルが整体院の悩みの上位。前日リマインドメール・LINE通知でキャンセル率を下げる工夫が必要。

5. カルテ・問診票連携

初診時に問診票記入をWebで済ませる仕組みがあると、待ち時間短縮 × 個人情報の安全管理につながります。

6. 回数券・サブスク管理

整体院は回数券販売・月額会員制度を導入する院が多いです。予約システムで残回数管理ができると効率的。

整体院向け予約システムの選び方

1. 月額固定費

開業初年度は月額0円〜5,000円の予算で抑えたいところ。利用予約件数による従量課金型もあります。

2. 施術メニューの設計自由度

メニュー・時間枠・料金を自由にカスタマイズできるかがポイント。テンプレート固定型は整体には不向き。

3. LINE連携

20〜40代女性の予約はLINE経由が主流。LINE公式アカウントとの連携可否は重要。

4. キャンセル料徴収機能

ドタキャン対策として事前カード登録・キャンセル料自動徴収できるか。

5. カルテ・顧客管理

施術履歴・問診内容の蓄積機能。整体院特化型のカルテ機能を持つサービスもあります。

比較表(2026年4月時点)

サービス 月額 24h予約 LINE連携 指名予約 キャンセル料徴収
STORES予約 0円〜
freee予約 0円〜 ◎(カード事前登録)
Square予約 0円〜 △(公式LINE連携要設定) ◎(カード事前登録)

※料金・機能はキャンペーンや改定で変動します。最新情報は各公式サイトで確認してください。

整体院向け予約システム3選 詳細紹介

1. STORES予約 — 整体・治療院での導入実績多数

STORES予約は、サロン・教室・治療院など幅広い業種で導入実績がある予約システム。整体院での利用も多く、業種別テンプレートが充実しています。

メリット

  • 月額0円のフリープランから始められる
  • LINE公式アカウント連携でLINEから直接予約可能
  • 回数券・月謝管理機能あり
  • 事前カード登録 × キャンセル料自動徴収対応
  • 多店舗展開時のスタッフ管理も柔軟

デメリット

  • 機能をフル活用するには**有料プラン(月額9,900円〜)**へのアップグレードが必要
  • カルテ機能は別途連携が必要

こんな整体院におすすめ

  • LINE経由の予約を増やしたい院
  • ドタキャン対策を強化したい院
  • 将来的に2号院展開を考えている院

2. freee予約 — 会計ソフトとの一気通貫運用

freee予約は、freee会計と同じUI設計で運用できる予約システム。整体院オーナーで「会計はfreeeで」と決めている方には、シームレスに導入できる強みがあります。

メリット

  • freee会計と連携で売上自動連携
  • LINE公式アカウント連携対応
  • 月額0円のフリープランあり
  • カード事前決済機能搭載
  • 直感的な操作画面(freeeグループ共通UI)

デメリット

  • 整体・治療院特化機能は限定的
  • 業種別テンプレートはサロン中心

こんな整体院におすすめ

  • 会計をfreeeで運用している(する予定の)院
  • 月次の売上管理を自動化したい院
  • シンプルな予約システムでスタートしたい院

3. Square予約 — 決済 × POS × 予約の三位一体

Square予約は、Square決済・Square POSと統合運用できるオールインワン型。整体院で物販(コルセット・サポーター・整体グッズ)を併売する院に向いています。

メリット

  • 月額完全無料
  • Square決済・POSと完全統合
  • 入金最短翌営業日
  • カード事前登録 × キャンセル料自動徴収対応

デメリット

  • LINE連携は別途設定が必要(やや手間)
  • 整体特化のカルテ機能はなし
  • 日本語UIの細かい部分が他社よりやや弱い

こんな整体院におすすめ

  • 物販を併売する整体院
  • 決済 × 予約をワンストップで完結したい院
  • 月額固定費を完全ゼロにしたい院

タイプ別おすすめ

LINE経由の予約を最大化したい → STORES予約

LINE連携の使いやすさと業種別テンプレートが◎

会計を一気通貫でラクにしたい → freee予約

freee会計と直結で売上管理が自動化。

物販併売・決済も一元化したい → Square予約

オールインワン × 月額ゼロ × 入金早。

整体特化のカルテ機能が欲しい → 業界専用システム

「リピッテ」「ハチミツ」などの治療院特化サービスを別途検討。

整体院の予約運用でよくある失敗

1. メニュー設計が複雑すぎる

「初診」「再診」「特別」「回数券」など分けすぎると、お客様が選択に迷い予約率が下がることがあります。最初は3〜5メニューに絞るのが安全。

2. 時間枠を厳密に設定しすぎる

施術時間が押すこともあるため、前後10〜15分のバッファを必ず確保。連続予約で休憩ゼロは1か月で破綻します。

3. ドタキャン対策をしない

整体院は1日のドタキャン1〜2件で売上1万円以上の損失。事前カード登録は最初から導入推奨。

よくある質問

Q. 電話予約と併用できる?

A. すべての予約システムが電話予約の手動入力に対応。電話で受けた予約をシステムに反映できます。

Q. 保険診療と自費診療を分けて管理できる?

A. 接骨院の場合、保険診療はカルテ管理は別の医療系システムを使い、自費メニューだけ予約システムで管理する院が多いです。

Q. キャンセル料はどのくらい徴収できる?

A. メニュー料金の**50〜100%**が一般的。前日キャンセル50%、当日キャンセル100%の設定が多いです。

Q. 予約システム導入のタイミングは?

A. 開業1〜2か月前には決定したいところ。Web集客の準備(HP・LINE)と同時並行で進めるのが効率的。

Q. 月額0円プランで運用は回る?

A. 1人運営の小規模院なら無料プランで十分回せます。月予約100件超え・複数施術者になったら有料プラン検討。

まとめ

整体院・接骨院の予約システムは、「LINE連携・キャンセル対策・会計連携・物販対応」の4軸で選ぶのが正解です。

  • LINE経由を最大化 → STORES予約
  • 会計を一気通貫 → freee予約
  • 物販・決済も統合 → Square予約

開業初期は無料プランから始め、運用が軌道に乗ったら有料プラン・周辺ツールを追加していくのが安全。各サービスとも無料プランがあるので、まずは試しに登録して操作感を比べてみてください。

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