「施術の売上だけだと、休んだ月は収入がゼロになってしまう……」
サロンを運営していると、一度は感じる不安ではないでしょうか。施術は自分の体が資本なので、体調を崩したり長期休業したりすると売上も止まってしまいます。そこで注目したいのが、ネットショップでの物販というもうひとつの売上の柱です。
この記事では、ネットショップ作成サービスのSTORESを使って、サロンのオンラインショップを作る方法を、商品選びから開設ステップ、実店舗との連携までまとめて解説します。
サロンがネットショップを持つメリット
美容室・ネイルサロン・エステサロンなどの店舗ビジネスがネットショップを持つと、こんなメリットがあります。
- 営業時間外・休業日にも売上が立つ。寝ている間に商品が売れる仕組みが作れます
- 来店できないお客様とつながり続けられる。引っ越したお客様や遠方のファンにも商品を届けられます
- 店販(店頭での物販)の延長で始められる。普段サロンで使っているシャンプーやオイルをオンラインでも売るイメージです
サロンで扱いやすい商品の例としては、施術で使っているヘアケア・スキンケア用品、オリジナルのアクセサリーや雑貨、教室業態ならレッスンで使う道具や材料キットなどが挙げられます。
なお、化粧品などを販売する際は「シミが消える」といった効果効能の表現に法律上のルールがあるため、商品説明は仕入元の公式な説明文をベースにするのが安全です。
STORESでネットショップを作る全体像
STORESは、専門知識がなくてもネットショップを開設できるサービスです。もともとネットショップ作成から始まったサービスだけあって、ここが本業とも言える得意分野です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 料金プラン | フリープラン(無料)から利用可能 |
| デザイン | テンプレートから選んで編集 |
| 決済 | クレジットカード等のオンライン決済に対応 |
フリープランでも商品登録から販売、代金の受け取りまで一通りできます。販売手数料や有料プランの詳細は改定されることがあるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください(2026年7月時点)。
STORESには決済・レジ・予約のサービスもあり、ブランドを揃えることでサロン運営全体を一元化できます。全体像はSTORESだけでサロン開業できる?で詳しく紹介しています。
ネットショップ開設の5ステップ

ステップ1: アカウントを作成する
公式サイトから無料でアカウントを作成します。メールアドレスがあれば数分で完了します。
ステップ2: ショップのデザインを決める
テンプレートを選び、ロゴやメイン画像を設定します。サロンのSNSやホームページと雰囲気を揃えると、お客様に「いつものお店だ」と安心してもらえます。
ステップ3: 商品を登録する
商品名・価格・説明文・写真を登録します。最初は3品から5品ほどの主力商品だけで十分。品数を揃えることより、1品ごとの写真と説明を丁寧に作ることを優先しましょう。
ステップ4: 決済・配送の設定をする
お客様が使える支払い方法と、送料のルールを設定します。売上金の入金先口座もここで登録します。
ステップ5: 公開して告知する
ショップを公開したら、InstagramやLINEでお客様に告知します。一番の見込み客は、すでに来店してくれている常連のお客様。店頭に「オンラインショップ始めました」のQRコード付きカードを置くのも効果的です。
STORES公式サイトはこちら
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売れる商品ページを作る3つのコツ
1. 写真は「使っているシーン」を見せる
商品単体の写真に加えて、サロンで実際に使っている様子や、使用後の雰囲気が伝わる写真を載せましょう。スマホ撮影でも、自然光の入る窓際で撮るだけで見違えます。
たとえば美容室なら、シャンプーのボトルだけでなくお客様の髪をケアしている様子を。ネイルサロンならネイルオイルを手元に塗っているカットを。ヨガ教室ならマットやブロックを実際のレッスンスペースに並べた写真を入れると、「自分が使っている姿」をお客様がイメージしやすくなります。
2. 説明文は「誰のどんな悩みに合うか」を書く
スペックの羅列より、「乾燥が気になる方に」「カラー後のケアに」のように、どんな方に向いているかを書く方が選びやすくなります。プロとして普段お客様に説明している言葉をそのまま文字にするのがコツです。
エステサロンなら「施術後の肌が乾燥しやすい方に」、ヘアサロンなら「ブリーチ後のダメージが気になる方に」など、業種ごとのよくあるお悩みに寄せた表現にするとぐっと伝わりやすくなります。価格だけでなく、内容量や使用回数の目安もあわせて記載しておくと、お客様が「高いのか安いのか」を判断しやすくなります。
3. 施術との組み合わせを提案する
「トリートメント施術の効果を自宅でキープするためのホームケア」のように、施術とセットのストーリーで紹介すると、単なる物売りではないサロンならではの価値が出ます。
ネイルサロンなら「ジェルオフ後の爪を保護するケアオイル」、エステなら「フェイシャル後の肌を整える化粧水セット」のように、施術の前後に使うアイテムは特に提案しやすい商品です。「施術+ホームケアのセットメニュー」として店頭メニューに組み込み、そこからネットショップでのリピート購入につなげるのも定番の流れです。
実店舗との一体運用
STORESでネットショップを作る大きなメリットが、実店舗との連携です。
店頭の会計にSTORESレジ、キャッシュレス決済にSTORES決済を使えば、ネットショップと店頭の売上・在庫をひとつのアカウントで管理できます。「ネットで売れたのに店頭在庫と合わない」という物販あるあるのトラブルを防げるのは、STORESで揃える大きな利点です。
具体的には、店頭で商品が売れるとネットショップ側の在庫数が自動で減り、ネットで注文が入れば店頭在庫にも反映されます。在庫がゼロになると自動で「売り切れ」表示に切り替わるため、注文を受けたのに在庫がないという事故を防げます。小規模なサロンでは商品数が多くなくても、「残り1個なのにネットと店頭で二重に売れてしまった」というトラブルはお客様の信頼に関わります。在庫の一元管理は最初から意識しておきたいポイントです。
STORES決済が個人サロンに向いているかどうかは、STORES決済は個人サロンに使える?で詳しくレビューしています。
ホームページとの使い分け
「ネットショップを作れば、サロンのホームページは要らないの?」という疑問をよくいただきますが、役割が違います。
- ネットショップ(STORES): 商品を売る場所。物販の売上づくりが目的
- ホームページ: サロンの顔。メニュー・アクセス・予約導線など、来店につなげるのが目的
物販はSTORES、サロンの紹介ページはホームページ作成サービスのペライチ、と使い分けるのが定番の構成です。ペライチは無料プランからサロンの1ページサイトを作れるので、ネットショップと並行して育てていけます。詳しくはペライチでサロンのHP無料作成をご覧ください。
ペライチ公式サイトはこちら
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始める前に知っておきたい注意点

特定商取引法にもとづく表記が必要です。ネットショップには事業者名や連絡先などの表記が法律で求められます。STORESには設定用の項目が用意されているので、案内に沿って登録しましょう。
物販の売上も確定申告の対象です。施術の売上とあわせて帳簿づけが必要になるので、開業時から会計ソフトで記録する習慣をつけておくと後がラクです。
仕入れ商品の販売条件を確認しましょう。メーカーによってはオンライン販売に条件がある場合があります。取引のあるディーラーや仕入元に確認してから出品すると安心です。
配送方法と梱包にも気を配りましょう。シャンプーやオイルなど液体を含む商品は、緩衝材で包んだうえでビニール袋に入れて二重にしておくと液漏れ対策になります。小さなアクセサリーやネイルパーツならレターパックやネコポスなどポスト投函型の配送が送料を抑えやすく、受け取り側も不在を気にしなくて済みます。送料の設定(商品価格に含める・別途請求する・一定額以上で無料にする)も売れ行きに影響するため、同ジャンルの人気ショップを参考に決めるとよいでしょう。
まとめ
サロンのネットショップづくりは、次のステップで進めましょう。
- [ ] 売る商品を3品から5品ほど決める(まずは店販の人気商品から)
- [ ] STORESで無料アカウントを作り、ショップを開設する
- [ ] 写真と説明文を丁寧に作り込む
- [ ] 常連のお客様への告知から始める
- [ ] 軌道に乗ったらレジ・決済もSTORESで揃えて在庫を一元管理
施術以外の売上の柱があると、経営の安心感がまるで違います。初期費用0円で始められるので、まずは主力商品ひとつからオンライン販売を試してみてください。
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。


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