「STORESレジを導入したいけど、機械が苦手で設定できるか不安……」
はじめてPOSレジを導入するとき、一番のハードルは料金でも機能でもなく「ちゃんと自分で設定できるか」だったりしますよね。特に開業準備中は他にもやることが山積みなので、レジの設定でつまずきたくないところです。
この記事では、STORESレジの初期設定から日々の使い方までの流れを、はじめてPOSレジを触る方向けにステップごとに整理しました。読みながら順番に進めれば、開店当日に慌てず会計できる状態を作れます。
STORESレジとは
STORESレジは、STORES株式会社が提供するPOSレジアプリです。ネットショップ作成サービスから発展したSTORESブランドの一員で、次のような特徴があります。
- 月額0円から始められる(一部機能は有料)
- iOS・Android両対応で、手持ちのスマホ・タブレットで使える
- STORES決済・STORESネットショップ・STORES予約との一気通貫運用が強み
- 物販・在庫管理に強く、ECと実店舗の在庫をまとめて管理できる
「レジ」と聞くと大きな機械を想像するかもしれませんが、実態はタブレットやスマホに入れるアプリです。STORESレジがサロンに向いているかどうかの詳しい評価は、STORESレジは美容室で使える?でレビューしています。
導入前に準備するもの
初期設定を始める前に、以下を手元に用意しておくとスムーズです。
| 準備するもの | 補足 |
|---|---|
| スマホまたはタブレット | iOS・Androidどちらでも可 |
| メールアドレス | アカウント作成に使用 |
| メニュー・商品の一覧 | 名称と税込価格をメモしておく |
| 銀行口座の情報 | 決済サービスを使う場合の入金先 |
レシートプリンターやキャッシュドロア(お金を入れる引き出し)は、必要になってから買い足せば大丈夫です。個人サロンなら「タブレット1台だけ」のミニマム構成で始める方も多いですよ。
初期設定の手順
ステップ1: アカウントを作成する
公式サイトからSTORESアカウントを無料で作成します。メールアドレスとパスワードを登録するだけなので、10分もかかりません。すでにSTORESのネットショップや予約を使っている方は、同じアカウントがそのまま使えます。
ステップ2: レジアプリをインストールする
お使いのスマホ・タブレットにSTORESレジのアプリをインストールし、作成したアカウントでログインします。
ステップ3: 店舗情報を登録する
店舗名や住所などの基本情報を登録します。レシートに印字される情報にもなるので、屋号は正式なものを入れておきましょう。
ステップ4: 商品・メニューを登録する
ここが初期設定のメイン作業です。事前に用意したメニュー一覧をもとに、商品名と価格を1件ずつ登録していきます。
登録のコツは、よく使うメニューから登録すること。最初から全メニューを完璧に入れようとせず、主力メニューと定番の物販商品だけ登録して、残りは営業しながら追加していく方が挫折しません。カテゴリ分け(施術・物販など)をしておくと、会計時に探しやすくなります。
ステップ5: 決済サービスと連携する
キャッシュレス決済を受け付けるなら、STORES決済の申し込みと連携設定を行います。STORES決済はクレジットカードや交通系電子マネーに対応していて、レジとの相性は抜群です。手数料や入金サイクルの詳細はSTORES決済の手数料・入金サイクル完全ガイドにまとめています。
決済の審査には日数がかかることがあるので、開店日から逆算して早めに申し込んでおくのが安心です。
ステップ6: テスト会計をしてみる
設定が終わったら、開店前に必ずテスト会計をしましょう。実際にメニューを選んで会計し、金額・レシート・売上データが正しく記録されるかを確認します。ここまでできれば初期設定は完了です。
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日々の使い方
初期設定が終われば、日々の操作はとてもシンプルです。
会計の流れ
1. アプリで該当するメニュー・商品を選ぶ 2. 支払い方法(現金・キャッシュレス)を選ぶ 3. 会計を確定し、必要ならレシートを発行する
現金会計の場合は預かり金額を入力すればお釣りも自動計算されます。暗算が苦手でも安心ですね。施術と物販をまとめて会計したい場合は、商品を続けてタップすれば合計金額が自動計算されます。割引を適用するときは金額を手動で調整してから確定すればOK。慣れれば1件あたり30秒もかからない操作です。
営業終了後のレジ締めも、アプリ上でその日の売上合計とレジ内の現金を照合するだけで完了します。手書きの集計ノートから解放されるのは、思った以上に楽ですよ。
売上の確認
その日の売上はアプリからいつでも確認できます。「今日はいくら売れたか」「どのメニューが人気か」が数字で見えるようになるのは、ノートやエクセルでの管理にはない大きなメリットです。売上データは確定申告の帳簿づけの土台にもなります。日別・月別で期間を切り替えて確認できるため、月末にまとめて集計する手間もなくなります。「先月と比べて売上が伸びているか」「物販の比率はどれくらいか」といった経営判断に必要な数字が、アプリを開くだけで手に入ります。
在庫の管理
物販商品を扱う場合は、在庫管理機能が活躍します。STORESのネットショップと連携すれば、店頭とオンラインの在庫をまとめて管理できるので、「ネットで売れたのに店頭在庫が合わない」といったトラブルを防げます。物販がメインでないサロンの場合は、シャンプーやトリートメントなど店販商品だけ登録しておくのも1つの手です。在庫数を把握しておけば、発注のタイミングで慌てずに済みます。
つまずきやすいポイントと対処法
商品登録を後回しにして開店日を迎えてしまう。会計のたびに金額を手打ちする羽目になり、売上分析もできません。主力メニューだけでも先に登録しておきましょう。
決済サービスの申し込みが開店に間に合わない。審査には時間がかかる場合があります。レジの設定と同時に申し込むのがおすすめです。
機能をフル活用しようとして疲れてしまう。STORESレジは多機能ですが、最初は「会計と売上確認」だけ使えれば十分。在庫管理や分析機能は営業が落ち着いてから覚えれば大丈夫です。
他のPOSレジとも比較したい方へ
STORESレジは無料で始められる手軽さと、ネットショップ・予約・決済との連携が魅力ですが、顧客管理や売上分析をより本格的に行いたい場合は、スマレジのような多機能型POSレジも有力な選択肢です。無料で使えるPOSレジを幅広く比べたい方は、個人事業主向け無料POSレジ比較も参考にしてみてください。
スマレジは資料請求が無料なので、比較材料として取り寄せておくと判断しやすくなります。
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よくある質問
Q. パソコンがなくても使えますか?
A. スマホ・タブレットのアプリだけで、初期設定から会計、売上の確認まで完結します。パソコンが得意でない方でも心配いりません。
Q. レシートプリンターは必須ですか?
A. 必須ではありません。個人サロンなら、求められたときだけ手書きの領収書で対応する運用から始める方も多いです。物販が多いお店は用意しておくと会計がスムーズになります。
Q. 現金だけの営業でも導入する意味はありますか?
A. あります。会計のたびに売上が自動で記録されるので、日々のレジ締めや確定申告前の集計の手間がグッと減ります。キャッシュレス対応は後から追加すれば大丈夫です。
Q. 途中で別のPOSレジに乗り換えられますか?
A. 乗り換え自体は可能です。ただし、STORESレジに蓄積した売上データを他のPOSレジにそのまま移行するのは難しい場合があります。まずは無料プランで試してみて、自分のお店に合うかを確認してから本格導入に移るのが安心です。
Q. 2台目のタブレットを追加できますか?
A. 同じアカウントで複数の端末にアプリをインストールして使えます。たとえばレジ用のiPadとは別に、バックヤードのスマホで売上をチェックするといった使い分けも可能です。
まとめ
STORESレジの導入は、次のチェックリストで進めれば迷いません。
- [ ] STORESアカウントを作成する
- [ ] スマホ・タブレットにレジアプリを入れる
- [ ] 店舗情報と主力メニューを登録する
- [ ] STORES決済を早めに申し込む
- [ ] 開店前にテスト会計をする
月額0円から始められて、手持ちのスマホ・タブレットで動くSTORESレジは、はじめてのPOSレジとしてハードルの低い選択肢です(2026年7月時点。プランや機能の最新情報は公式サイトでご確認ください)。開店当日に慌てないよう、余裕を持って準備を進めてみてくださいね。
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