POS+(ポスタス)は美容サロンで使える?料金・機能・評判

POSレジ比較

POSレジの比較サイトでよく名前を見かけるものの、美容サロン業界では情報が少ないのが POS+(ポスタス) です。美容サロン向けに「POS+ beauty」という専用プランを持つ本格派のPOSレジですが、「サロン向けとしてはどうなのか」「Airレジやスマレジと何が違うのか」と気になる方も多いはずです。

この記事では、POS+の基本情報・機能・料金の考え方を2026年8月時点の公式情報で整理し、美容室・ネイル・エステ等のサロン業態でどこまで使えるかを解説します。先にお伝えしておくと、POS+は公式サイトで月額料金を公開していません(公式FAQでも「ご利用内容によって異なります」と案内されています)。そのため、金額の代わりに「何が含まれているサービスなのか」を具体的に見ていきます。

POS+の基本情報

POS+(ポスタス)は、ポスタス株式会社が提供するクラウド型POSレジです。飲食・美容サロン・小売・クリニックと幅広い業種をカバーし、業種ごとに専用プランが用意されています。

項目内容
提供会社ポスタス株式会社(POSTAS CO.,LTD./2019年12月設立・東京都中央区)
対応業種飲食・小売・美容サロン・クリニック など
対応端末最新モデルのiPad(容量32GB以上を推奨)
料金体系公式サイトでは非公開。資料請求・見積もりで案内
サポート365日対応のコールセンター(10時〜22時)/全国駆けつけサポート(回数無制限)/最長5年のハード保証(有償オプション「POS+ care」)
導入までの期間申込みから運用開始までおよそ1ヶ月が目安

パーソルグループのグループ会社一覧にも掲載されている会社で、365日対応のコールセンターと全国の駆けつけサポートが用意されている点は、ひとりで店舗を回すオーナーにとって心強いポイントです。

受付時間は公式FAQで「10時から22時まで」と案内されています。深夜まで営業するサロンの場合は、その時間帯にトラブルが起きたときの対応をどうするかを事前に決めておくと安心です(サイトに掲載されている0120-599-536は平日10:00〜19:00の新規導入相談窓口で、導入後のサポート窓口とは別です)。

主な機能

POSレジ基本機能

メニュー・商品登録、会計、レシート発行、売上集計に対応しています。公式の機能紹介では、予約・回数券・返品・ギフト券といったサロンで発生しやすい会計処理まで含めてカバーすると案内されています。売上実績データはCSV・PDF形式で出力できます。

予約管理

予約管理は美容サロン向けの主要機能として用意されています。電話・WEB・ポータルサイト・LINEからの予約を一元管理でき、ダブルブッキングを防ぐスケジュール台帳が使えます。公式サイトでは「beautyMerit」「KANZASHI」との予約連携が案内されています。

顧客管理

来店履歴・電子カルテ・好みの情報をまとめて管理できます。お客様のスマホからカルテに登録してもらう運用にも対応。LINE連携によるフォロー配信や、誕生日・来店状況に応じたDM(Eメール)の自動配信機能もあります。

スタッフ管理

スタッフ別の売上・客数・客単価と得意メニューを自動集計し、CSV出力にも対応しています。スタッフごとの実績を数字で追いたいサロンには使いやすい機能です。

在庫管理

公式FAQでは、複数店舗管理について「本部から売上・在庫データをリアルタイムで一元管理できる」と案内されています。一方で、1店舗での物販在庫の管理範囲は公式サイトに明記がないため、店販商品の在庫を細かく管理したい方は資料で確認しておくと安心です。

分析レポート

売上・客数・客単価など、店舗運営に必要な帳票を自動集計。日別・月別の推移やメニュー別の実績をグラフで確認できます。

キャッシュレス決済連携

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応しています。自社の決済サービス「POS+ Pay」は50種類以上の決済ブランドに対応。他社製の決済端末とも連携できますが、公式FAQによると他社製端末の場合は連携費用が発生することがあるため、すでに端末をお持ちの方は事前に確認してください。

会計ソフト連携

売上実績データは管理画面からCSV形式・PDF形式で出力できるため、会計ソフトへの取り込みに使えます。なお、外部サービス連携の一覧ページが公開されているのは飲食店向けページで、そこにはクラウド会計としてfreee・Money Forward・弥生会計が掲載されています(美容サロン向けページには外部連携の一覧が用意されていません)。サロンで会計ソフトとの連携を前提に考えている方は、対応範囲を問い合わせで確認しておくと確実です。

拡張機能はあとから追加できる

店舗アプリ・会員管理(POS+ connect)、勤怠管理(POS+ time recorder)、自動釣銭機連携などが拡張機能として用意されています。公式FAQでも「拡張機能(オプション)は後から追加できます」と案内されているので、開業時は最小構成で始めて、あとから足していく進め方が可能です。

メリット

導入から運用までの伴走が手厚い

導入時は担当者が店舗を訪問してレジ端末・周辺機器の設置と動作確認を実施し、そのあと操作トレーニングまで行います。初回のメニュー登録も同社側で実施され、以降は店舗で編集していく流れです。「ITが苦手で自分でセットアップできる自信がない」という方でも、オープン初日から使える状態にしてもらえます。

導入後も365日対応のコールセンター全国の店舗駆けつけサポート(回数無制限)が用意されています。有償オプションの「POS+ care」を付ければ、最長5年間・自己負担0円・回数制限なしでハードウェアの修理対応も受けられます。

業種特化プランが用意されている

飲食向け・美容サロン向け・小売向け・クリニック向けと業種別のプランが用意されており、美容サロンなら電子カルテ・予約管理・スタッフ管理がはじめから組み込まれた構成で導入できます。汎用POSのように自分で設定を組み立てる手間が少なくて済みます。

スケーラビリティが高い

1店舗から多店舗展開まで1つのシステムでカバーできます。公式FAQでも「本部から売上・在庫データをリアルタイムで一元管理でき、チェーン展開にも対応可能」と案内されており、拡張フェーズでの乗り換えが不要です。

必要になった機能だけを足していける

拡張機能をあとから追加できるため、開業時に「使うかわからない機能」まで一度に契約する必要がありません。店舗アプリや勤怠管理は、スタッフが増えてから検討する、といった進め方ができます。

デメリット・注意点

料金が公式サイトで公開されていない

公式FAQには「Q 月額料金を教えてください → A ご利用内容によって異なります。詳しくは資料をダウンロードください」と記載されており、料金ページ自体が用意されていません。無料プランについても公式サイトに案内は見当たりません。「サイトを見比べて即決したい」という段階では、まず資料を取り寄せないと判断材料が揃わない点は手間です。

導入までに資料請求・商談が必要

Airレジのように即日オンライン登録で使い始められるサービスとは違い、問い合わせ→商談・見積り→契約→設置というステップを踏みます。公式FAQによると、申込みから運用開始までおよそ1ヶ月が目安です。オープン日が決まっている方は逆算して早めに動きましょう。

公開されている導入事例は中〜大規模店が中心

美容サロン向けページに掲載されている導入事例は、全250店舗のサロンチェーンといった大規模チェーンの事例です。個人サロン規模での使用感は事例からは読み取りにくいので、実機を触れるショールームや商談で確認するのが確実です。

レジ端末は最新モデルのiPadが前提

公式FAQでは「導入には最新モデルのiPadが必要(容量32GB以上を推奨)」と案内されています。2台目以降のレジは会計のみの機能になる点も、複数台での運用を考えている方は押さえておきたいポイントです。

料金プラン

POS+は、公式サイトで月額料金・初期費用を公開していません。公式FAQでも「ご利用内容によって異なります」と案内されており、金額は資料請求・商談で確認する形です(2026年8月18日時点で `/price/` `/pricing/` のような料金ページは存在しません)。

そのため、この記事では推測の金額を書きません。代わりに、月額0円で始められるPOSレジと何が違うのかを整理しておきます。

比べるポイント月額0円型のPOSレジPOS+(ポスタス)
初期設定・メニュー登録自分で行う現地調査・設置・初回メニュー登録を同社が実施
操作の習得自分でマニュアルを読む担当者による操作トレーニングあり
トラブル時の対応チャット・メール中心のことが多い365日対応のコールセンター+全国駆けつけサポート(回数無制限)
ハードウェアの故障自分で買い替え有償オプション「POS+ care」で最長5年・自己負担0円の修理対応
料金の分かりやすさサイトで公開されている個別見積もり(資料請求で確認)

つまりPOS+の費用は、レジのソフト代というより「設置・研修・その後の駆けつけまで人がついてくる体制」への費用と考えると比較しやすくなります。加えて、他社製の決済端末を連携する場合の連携費用や、拡張機能・オプションの費用が別途かかる場合がある点も見積もりで確認しておきましょう。

なお、比較対象としてよく挙がるスマレジは、公式サイトで料金を公開しています(スタンダード0円は1店舗のみ、プレミアム5,500円・プレミアムプラス8,800円はいずれも1店舗につき・税込。顧客管理・ポイント管理・電話サポートはプレミアムプラス以上)。「金額が最初から分かっているサービス」と「サポート込みで見積もりを取るサービス」のどちらが自分に合うかで選ぶと、判断がぶれにくくなります。

見積もりは無料で、資料には料金プラン・機能・システムの仕組みがまとまっています。「うちの規模だといくらになるのか」を知るには、ここが最短ルートです。

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実際の口コミ・評判

当サイトで確認できた範囲では、個人サロン規模の口コミはまだ多くありません。そこでここでは公式情報から読み取れる「評価されやすい点」と「気になりやすい点」を整理します。実際の使用感は、ショールームでの実機体験や商談で確かめるのが確実です。

評価されやすいポイント

  • 365日対応のコールセンターと駆けつけサポートがあり、土日祝も営業するサロンでも相談先がある
  • 電子カルテ・予約管理・スタッフ管理が業種特化プランに組み込まれていて、設定の手間が少ない
  • 複数店舗を本部から一元管理でき、2店舗目以降も同じシステムで続けられる

気になりやすいポイント

  • 月額料金が公開されていないため、他社との横並び比較に手間がかかる
  • 申込みから運用開始までおよそ1ヶ月かかるので、開業直前の駆け込み導入には向かない
  • レジ端末は最新モデルのiPadが前提で、2台目以降は会計のみの機能になる

どんな人におすすめか

向いている方

  • 土日祝も営業していて、休みの日でもつながるサポートを重視する方
  • 2店舗目以降の展開を見据えている方
  • 電子カルテ・予約管理まで含めて業種特化の構成で最初から整えたい
  • 設置・初期設定・スタッフ研修まで人に任せたい方

あまり向かない方

  • 月額0円で始めたい個人開業初期の方
  • 開業まで日がなく、即日導入したいスピード重視の方
  • 料金が公開されているサービスの中から選びたい方

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申込みの流れ

公式サイトで案内されている導入ステップは次のとおりです。

1. 公式サイトから問い合わせ・資料請求(1〜2営業日以内に担当者から案内) 2. 商談・見積り → 契約 3. 導入説明会(オンライン)で回線・配線などの環境を事前確認 4. 現地調査・納品・設置(担当者が店舗を訪問) 5. 操作トレーニング(メニュー登録・各種設定の説明) 6. 利用開始・継続サポート

申込みから運用開始までおよそ1ヶ月が目安です。相談・見積もりの段階では費用はかかりません。

まとめ

POS+(ポスタス)は、業種特化プラン・電子カルテを含む顧客管理・365日対応のコールセンターと駆けつけサポートを重視する方に向いたPOSレジです。設置から操作トレーニングまで人が入ってくれるので、「開業準備で手一杯」「ITは苦手」という方の負担を減らせます。

一方で、月額料金は公式サイトで公開されておらず、金額は資料請求・商談で確認する形です。個人サロンの開業初期に固定費を最小化したい場合は、料金が公開されているスマレジのスタンダードプラン(0円・1店舗のみ)などで小さく始め、規模が大きくなったタイミングでPOS+を検討する進め方も現実的です。

「休みの日でもつながるサポートが欲しい」「2店舗目を出すので業務システムを本格化したい」という方は、まず資料請求で見積もりを手元に置いてから判断するのがおすすめです。

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