「POSレジって、全部でいくらかかるんだろう?」
開業準備でPOSレジを調べ始めると、「月額0円」という表示もあれば「月額1万円以上」のサービスもあって、費用感がつかみにくいですよね。しかもレジ本体の料金だけでなく、iPadやレシートプリンターなどの周辺機器代も必要になるので、「結局の総額」が見えにくいのがPOSレジ選びの難しいところです。
この記事では、POSレジにかかる費用を初期費用・月額料金・周辺機器・決済手数料の4つに分解し、2026年7月時点の相場感を整理しました。スマレジ・ポスタス(POS+)・STORESレジ・Airレジといった主要サービスの比較もあわせて紹介します。
POSレジの費用は4つに分けて考える
POSレジの費用は、次の4つに分解すると全体像がつかめます。
| 費用の種類 | 内容 | 相場の目安 |
|---|---|---|
| 初期費用 | アカウント開設・設置・セットアップ | 0円から数万円(訪問設置ありのサービスは要見積もり) |
| 月額料金 | POSレジ本体の利用料 | 0円から1万円台 |
| 周辺機器 | iPad・プリンター・キャッシュドロアなど | 最小構成で5万円から10万円程度 |
| 決済手数料 | キャッシュレス決済を導入する場合 | 決済額の3%前後 |
※上記は2026年7月時点の目安です。料金は改定されることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
見落としがちなのが周辺機器と決済手数料です。「月額0円」のPOSレジでも、iPadやプリンターを揃えると初期投資は数万円規模になりますし、キャッシュレス決済を受け付ければ売上に応じた手数料が毎月発生します。「レジの月額」ではなく「レジまわりの総コスト」で比較するのが、予算オーバーを防ぐ一番のポイントです。
月額料金の相場感
クラウド型POSレジの月額料金は、大きく2つのタイプに分かれます。
無料スタート型(月額0円から)。Airレジ・STORESレジ・スマレジのスタンダードプランなどがこのタイプです。基本的な会計・売上集計は無料の範囲で使えて、顧客管理や売上分析などの本格機能が必要になったら有料プランに上げる設計になっています。
サポート込み型(月額1万円台から)。ポスタスなどがこのタイプで、月額料金に訪問設置・スタッフトレーニング・24時間サポートといった手厚い支援が含まれています。月額だけ見ると高く感じますが、「自分で設定する手間と不安」をお金で解決できると考えると、ITが苦手な方には十分に検討価値があります。
無料で始められるPOSレジを詳しく知りたい方は、無料POSレジおすすめ5選もあわせてご覧ください。
主要POSレジの費用比較【2026年7月時点】

サロン・教室・小規模店舗でよく候補に挙がる4サービスを比較しました。
| サービス | 月額料金 | 初期費用 | 対応OS | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| スマレジ | 0円から(プレミアムは月3,300円台から) | 周辺機器代のみ | iOS(iPad) | 無料から段階的に拡張できる |
| ポスタス | 14,000円(税別)から ※liteは6,900円から | 要問い合わせ(設置込み) | iOS(iPad等) | 訪問設置・24時間365日サポート |
| STORESレジ | 0円から | 周辺機器代のみ | iOS / Android | STORES決済・ネットショップと連携 |
| Airレジ | 0円 | 周辺機器代のみ | iOS | ホットペッパービューティー連携 |
※2026年7月時点の公開情報にもとづく目安です。プラン内容・金額は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
周辺機器の費用相場
どのPOSレジを選んでも、物理的な機材は別途用意する必要があります。相場の目安は次のとおりです。
| 機材 | 費用の目安 |
|---|---|
| iPad(新品・中古で幅あり) | 数万円から10万円台 |
| レシートプリンター | 2万円から4万円程度 |
| キャッシュドロア | 1万円から2万円程度 |
| バーコードリーダー(物販がある場合) | 1万円から2万円程度 |
個人サロンや教室であれば、レシートを紙で出さずメールやアプリで済ませる運用も可能なので、最小構成ならiPad1台+必要に応じてプリンター程度で始められます。すでにiPadを持っている方なら、初期投資をかなり圧縮できますね。
逆に、物販を本格的にやるお店はバーコードリーダーやキャッシュドロアまで揃えることになるので、初期費用が10万円を超えるケースも珍しくありません。
各サービスの費用感を詳しく
スマレジ:無料から「育てられる」レジ
スマレジは無料のスタンダードプランから始められて、事業の成長に合わせてプレミアム(月3,300円台から)などの有料プランへ段階的にアップグレードできる設計です。1人で開業して、スタッフを雇ったタイミングで顧客管理・売上分析を解放する、という使い方ができます。
「自分の店舗構成だと総額いくらになるか」を知りたい方は、資料請求で見積もりの目安をつかむのが近道です。プラン別の詳しい内容はスマレジの料金プラン完全解説にまとめています。
スマレジ公式サイトはこちら
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スマレジの資料請求はこちら
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ポスタス:サポート込みの安心価格
ポスタス(POS+)はパナソニックグループのポスタス株式会社が提供する業種特化型POSレジです。月額14,000円(税別)からと無料型よりは高めですが、その料金には訪問での設置サポート・スタッフへの操作トレーニング・24時間365日のコールセンターが含まれています。
美容・サロン向けや飲食店向けなど業種別のプランが用意されているので、「開業準備で忙しくてレジの設定に時間をかけられない」「ITに自信がないのでプロに任せたい」という方に向いています。初期費用は店舗の構成によって変わるため、資料請求で見積もりを取るのが確実です。
料金の内訳はポスタスの料金プラン・導入費用を徹底解説で詳しく紹介しています。
POS+(ポスタス)公式サイトはこちら
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【POS+(ポスタス)】
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STORESレジ:物販・ネットショップ併用に強い
STORESレジは月額0円から使えて、iOS・Android両対応なのが特徴です。同じSTORESブランドのネットショップ・決済・予約システムと連携できるので、店頭販売とオンライン販売を両方やりたいお店との相性が良いレジです。一部の本格機能は有料プランになるため、必要な機能がどちらの範囲かは公式サイトで確認しておきましょう。
Airレジ:完全無料でホットペッパー連携
Airレジはリクルートが提供する月額0円のPOSレジです。サロンボードやホットペッパービューティーと連携できるため、ホットペッパーで集客する美容サロンには定番の選択肢になっています。iOS専用なので、iPad(またはiPhone)での運用が前提になる点だけ押さえておいてください。
開業予算はいくら見ておけばいい?
ここまでの相場をふまえると、POSレジまわりの開業予算はざっくり次のイメージです。
- とにかく安く始めたい場合: 無料POSレジ+手持ちのiPad活用で、初期費用ほぼ0円+月額0円
- 標準的な構成: 無料または低額プラン+iPad・プリンター購入で、初期費用5万円から10万円程度+月額0円から数千円
- サポート重視の構成: ポスタスなどサポート込み型で、初期費用は要見積もり+月額1万円台から
これに加えて、キャッシュレス決済を導入する場合は決済額の3%前後の手数料が発生します。売上規模が大きくなるほど手数料の影響も大きくなるので、レジ選びと決済サービス選びはセットで考えるのがおすすめです。
自分のお店に合うPOSレジの選び方は、サロン向けPOSレジの選び方ガイドで詳しく解説しています。
よくある質問

Q. 月額0円のPOSレジに落とし穴はない?
A. レジ本体は本当に無料で使えます。ただし周辺機器代と決済手数料は別途かかるので、「完全にタダ」ではなく「固定費がかからない」と捉えるのが正確です。
Q. 周辺機器はどこまで揃えるべき?
A. 業態次第です。予約制の個人サロンならiPad1台で回ることも多く、物販中心ならプリンター・ドロア・バーコードリーダーまで必要になります。最初は最小構成で始めて、必要になったら買い足すのが安全です。
Q. 高いPOSレジと無料のPOSレジ、何が違う?
A. 大きな違いはサポートの手厚さと業種特化機能です。無料型は自分で設定する前提、サポート込み型は設置からトレーニングまで任せられます。ITへの得意・不得意で選ぶと失敗しにくいです。
Q. 導入費用に補助金は使える?
A. IT導入補助金などの対象になるケースがあります。条件や対象サービスは年度によって変わるため、各サービスの公式サイトと補助金の公式情報で最新の内容をご確認ください。
まとめ
POSレジの費用相場は、初期費用・月額・周辺機器・決済手数料の4分解で考えると迷いません。
- 月額相場は無料スタート型(0円から)とサポート込み型(1万円台から)の2タイプ
- 周辺機器は最小構成で5万円から10万円程度、iPadがあれば大幅圧縮可能
- 比較すべきは「レジの月額」ではなく「レジまわりの総コスト」
無料型で自力スタートするか、サポート込み型で安心を買うか。自分のITスキルと開業スケジュールに合わせて、まずは気になるサービスの資料請求から始めてみてください。
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