Squareといえば決済サービスのイメージが強いかもしれませんが、実はサロン向けの予約システム Square予約 も提供しています。月額0円で始められる点が魅力で、Square決済・Square POSとのセット運用でサロンのオペレーションを一本化できる設計です。

この記事では、Square予約が個人サロンで実際に使えるのか、機能・料金・評判・メリット・デメリットを整理してお伝えします。美容室・ネイル・エステ・リラクゼーションといった個人サロン全般の視点で、導入判断の参考になる情報をまとめました。

Square予約の基本情報

項目 内容
提供会社 Block, Inc.(旧Square Inc.)
日本でのサービス開始 2021年
対応端末 iOS / Android / PCブラウザ
月額費用 0円〜(無料プランあり)
事前決済 対応(Square決済と連動)

Squareの決済・POSサービスと統合設計されており、予約〜決済〜会計まで一気通貫で運用できる点が最大の特徴です。

主な機能

オンライン予約受付

Square予約サイトまたは自店舗のウェブサイトに予約フォームを設置して、24時間ネット経由で予約を受け付けられます。

スタッフ別スケジュール管理

複数スタッフを登録して、スタッフごとの空き枠・担当メニューを表示できます。無料プランでも登録できるスタッフアカウント数に上限はありません(1アカウントにつき利用できる店舗は1つです)。

事前決済

予約時にクレジットカード情報を登録し、オンラインで事前決済を受け付けられます。高単価なエステや施術時間の長いメニューで、支払いの取りこぼしを防ぐのに有効です。

無連絡キャンセル(ノーショウ)防止

無連絡キャンセル時に、事前に登録・保存されたカードへキャンセル料を請求できる機能は、プラス以上の有料プランで利用できます。実際にキャンセルポリシーを適用するかどうかや、請求の操作は店舗側の設定・判断によります。事前決済とは別の機能として区別して検討してください。

リマインド・通知

予約確定時・前日・キャンセル時などに、お客様・スタッフ双方に自動でメール通知が送られます。

Squareエコシステムとの連携

Square POS・Square決済・Squareインボイスと連動し、売上データ・顧客データを一元管理できます。

カスタマー管理

顧客ごとの来店履歴・施術履歴・連絡先情報を管理できます。

メリット

月額0円で始められる

無料プランから始められ、事業が育ってから有料プランへアップグレードする流れが組めます。固定費が発生しない点は開業初期のサロンに最適です。

Squareエコシステムでの一気通貫

Square予約 → Square POSで施術記録 → Square決済で会計 → データは自動でクラウドに保存、という流れで業務を一本化できます。別々のサービスを組み合わせる手間が不要です。

iOS / Android / PCすべて対応

端末の制約が少なく、スタッフや運営者の手持ち端末で使い始められます。

事前決済機能が標準搭載

無料プランでも事前決済機能が使えるのは、客単価の高いサロン業態にとって大きな利点です。

Googleマップ連携で集客力アップ

Googleビジネスプロフィールと連携すれば、Google検索からダイレクトに予約に誘導できます。

デメリット・注意点

日本語UI・サポート対応は事前に確認を

Square予約は米国発のサービスとして日本展開しているため、UIの表現やサポート対応の体制はサービスごとに差があります。無料プランでアカウントを作成して実際の画面を操作し、電話・チャットなどのサポート窓口の対応時間や連絡手段を試用時に確認しておくことをおすすめします。

ホットペッパービューティー連携はない

リクルート系の集客チャネルと直接連携する機能はなく、ホットペッパー中心の集客だとメリットが薄くなります。

クラス予約・回数券(パック)はプラス以上が対象

定員制のクラス予約や、回数券にあたる「パック」機能は無料プランでは使えず、プラス以上の有料プランが必要です。

料金プラン

2026年9月28日時点で公式サイトに表示されているプラン構成です。

プラン 月額費用(公式サイト表示額) 主な機能
無料プラン 0円(1アカウント1店舗、スタッフアカウント数の上限なし) クラス予約・パックを除く基本予約機能
Plusプラン 3,000円/月/店舗 無連絡キャンセル時の保存カードへのキャンセル料請求、クラス予約、パック(回数券)、Googleカレンダー同期など
Premiumプラン 8,000円/月/店舗 リソース管理など

※料金は2026年9月28日時点でSquare公式サイト(https://squareup.com/jp/ja/appointments/pricing)に表示されている金額です。公式サイト内でも税込・税抜の表記に差があるため、契約時は表示価格の税区分をあわせてご確認ください。最新料金は必ず公式サイトでご確認ください。

Square予約はアカウント作成無料で、Square決済とセットで申込み可能です。

評判を確認するときのチェック項目

Square予約についての口コミ・評判は、投稿時期やプランによって内容が変わる可能性があります。本記事では特定の口コミを事実として断定せず、評判を確認する際に見ておきたいポイントを整理しました。

  • 事前決済・無連絡キャンセル防止など、自分が使う予定のプランで対応している機能について書かれているか
  • UIやサポート対応について書かれている場合、投稿時期・利用しているプランが明記されているか
  • ホットペッパービューティーなど特定の集客チャネルとの連携有無に触れているか
  • Square決済・Square POSとの連携体験について書かれているか

実際の評判を確認する際は、口コミサイトや公式のレビュー欄で投稿日時とプランの記載を確認し、最新の情報かどうかを見極めることをおすすめします。

どんな人におすすめか

向いている方

  • Square決済・Square POSをすでに使っている/導入予定のサロン
  • 開業初期で月額固定費をゼロに抑えたい方(無料プランは1アカウント1店舗、スタッフアカウント数の上限なし)
  • 事前決済やノーショウ対策を検討している高単価サロン(保存カードへのキャンセル料請求はプラス以上が対象で、適用は店舗側の設定による)
  • Googleマップ経由の集客を重視する方

あまり向かない方

  • ホットペッパービューティーが主力集客チャネル
  • クラス予約や回数券(パック)を無料プランのまま使いたい方(プラス以上が必要)

申込みの流れ

  1. 公式サイトでアカウント作成(無料)
  2. ビジネス情報・メニュー・スタッフを登録
  3. 予約ページのURLを取得、サイト・SNSに掲載
  4. (任意)Square決済を有効化して事前決済対応
  5. (任意)Square POSと連携

Square予約は無料アカウント作成から運用開始までオンラインで完結します。

まとめ

Square予約は、月額0円で事前決済まで含めた予約システムを構築できる選択肢です。Square決済・Square POSとのセット運用で、サロン業務を一本化したい方に特に向いています。

一方で、ホットペッパービューティーとの直接連携はありません。集客の中心がホットペッパーの場合は、他の集客方法との組み合わせを検討してください。また、クラス予約・回数券(パック)をすぐに使いたい場合は、これらがプラス以上の有料プランを前提とする点に留意してください。

月額無料で試せるので、まずは無料プランで実機を触り、自分のサロンの運用に合うかを判断するのがおすすめです。

出典

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